薬屋 の ひとりごと ピクシブ。 #薬屋のひとりごと #猫猫 恋慕

薬屋のひとりごとで壬氏がプロポーズ⁉︎【ネタバレ注意】

薬屋 の ひとりごと ピクシブ

湯浴みの手伝いをしていたら、そのまま湯殿で押し倒された。 明かりはあるし、床は固く濡れているし、そもそもここはそういう用途の場所じゃないぞ、この変態め!と心の中で毒づきながら抵抗していたら、思いがけないことを言われた。 「いい目をするようになったよな」 「は?」 「飢えた雌の目だ」 「は?」 努めて白けた目をしたつもりだが、そう言われた瞬間になぜかカーッと顔が熱くなり、余裕を失って結局好きにされた。 その時以来、自分がおかしい。 婚儀を終えて諸々が落ち着いてきたこの頃、夫となった瑞月の多忙もまた始まった。 当初は毎夜早く帰ってきては求められる上に、そのしつこさに疲弊し、帰って来るなと内心思ったくらいだったが、最近その願いが通じたのか、起きている時間に顔を合わせる日が減った。 (きっとそのせいだ) ふと気付くと、雑巾を握り締めたまま、湯殿の一件を思い出し、ぼんやりしている自分がいた。 (昼間っから何を…) また、カッと顔が火照る。 頭を振って、火照りの元となった記憶を頭から追い出すが、気付くとまた思考が逆戻りしている。 お陰で掃除が進まない。 (水蓮様に怒られる~) 必死に目前の拭き掃除に集中し、何とか事無きを得たが、数日経ってもその傾向は変わらず、むしろひどくなっていった。 何しろ、夫を思い出すだけで、顔が熱くなるようになってきたのだ。 いや、むしろそれが普通の反応とすら言える至高の美貌の持ち主なのだが、今まで無効だったはずの自分がなぜこうなっているのか。 幸い、まともに顔を合わせていないので、特に問題にはなっていないが、毎日の掃除洗濯等をこなす能率は下がっており、1人相撲状態で苦労している。 誰かに相談出来れば良いのだが、相談するのも気恥ずかしい。 と思っていたら、 「小猫、最近ぼーっとしているけど、大丈夫?やっぱり慣れない生活に疲れた?」 バッチリ水蓮様に心配された。 「大丈夫です。 たぶん」 そうとしか言えない。 「でも、しょっちゅう顔が赤いし、熱でもあるんじゃない?小猫、自分のことには鈍そうだもの」 そう言って、額に手を当てられる。 「いえ、熱はないと…」 よくわからないが、アワアワと慌ててしまう。 「じゃあ、何で顔が赤いのかしら?」 そう言われた時、運悪く、また熱が顔に上ってきた。 「どうしたの?真っ赤?」 「自分でもわからないんです。 でも、とにかく気恥ずかしいので、そっとしておいて頂いた方が、早く引くかと…」 「気恥ずかしい?」 一瞬困惑顔になった水蓮様だが、次の瞬間には、何かに気付いた様子で、ニヤニヤ笑いになる。 「わかった。 そっとしておいてあげましょう」 そのしたり顔に、また熱が上がった。 そして、遂に、まともな時間に旦那様が帰ってきてしまった。 「お帰りなさいませ」 顔を伏せて、何とかやり過ごす。 「やっとお前の声が聞けたな」 嬉しそうな甘い声に、また顔が火照るのを感じ、顔を上げられない。 「どうした?」 そりゃそうだ。 不審がられる。 それはわかっているが、居たたまれず逃げ出してしまった。 さぞかし、困惑させただろう。 が、耐えられない。 さあ、何処に逃げ込もう、と、ちょっと立ち止まった途端、グイッと肩と腕を捕まえられた。 「何だ?何か怒らせ…って、顔、真っ赤…」 遂にバレた。 どうしていいかわからず、そのままその場に蹲った。 結局捕まったまま、寝室へ連行され、尋問を受けた。 「どうしたんだ?何故逃げる?何故そんなに顔が赤い?」 「わかりません」 俯いたまま、そう答えた。 「熱でもあるのか?」 水蓮様と同じ心配をされ、額に手を当てられるが、ついでに顔を覗き込まれ、また、顔に熱が集まる。 「うわあぁぁ」 思わず顔を覆って突っ伏すと、呆気にとられた雰囲気が伝わってくる。 「すみません。 ちょっと1人でほっておいてもらえると、治ると思うので…」 必死にそう訴えるが、相手は動く気配がない。 「照れて、る?いや、お前に限ってそれは…」 「わあぁぁぁ!」 「え、本当に?」 雲行きが怪しい。 声が嬉しそうに変わった。 恐れた通り、無理矢理顔を覆っていた手を引き剥がされ、かなり赤くのぼせているだろう顔をまともに見られる。 勿論、耐えられず、こちらはぎゅっと目を瞑ったままだ。 「目を開けろ」 「無理です」 「いいから、開けてみろ」 「嫌です」 「何故だ?」 「余計に顔が火照ります。 動悸もします。 無理です」 ククク、と、忍び笑いが聞こえてくる。 こっちは必死だというのに、こんちくしょう! 「笑わないでください!こっちは必死なんです!」 「いつからだ?」 「はい?」 「いつからそうなった?」 「えっと…」 元になった湯殿の一件を思い出し、また火照りがひどくなる。 「最後に顔を合わせた時は、まだこうではなかったはずだから…」 勝手に遡られている。 まずい。 「あぁ、あの日だな」 見えないのに、ニヤリと笑っているのだろうと推測がつく。 「そんなに、湯殿が恥ずかしかったか?」 「違います!」 「まぁ、いい。 それは些細なことだ。 何でそうなっているか、教えてやろうか?」 「結構です!」 余計に恥ずかしいことを言われる気がして、必死に首を振ったが… 「そういうのを、恋煩いという」 「違います」 「違わない」 「うぅ…」 薄々わかっていたが、告知を受けるとやはり衝撃を覚える。 「面白いな。 普通は、恋から始まって、落ち着いた頃に結婚に至るものだが、逆だ」 「もう、わかりましたから、勘弁してください。 1人にしてください」 恥ずかしくて死にそうだ。 「嫌だ。 かわいいからな」 「もう、耐えられないので、いっそ殺してください。 毒がいいです」 「そうか、わかった」 あれ?ヤケに素直に…と思ったが、口の中へ流し込まれたのは、明らかに甘い吐息と、艶めかしい舌の感触で… 「どこが毒ですか…」 「毒だ。 60年くらいかけて効いてくる」 「絶対違う!」 バタバタと暴れて抗議を示すが、大きな体躯の下に敷かれた痩せぎすの体では、反撃の効力はない。 「ちょっとは我慢しろ。 俺は年単位で煩って、だいぶ苦しんだんだ」 「うぅ…」 「猫猫…」 優しく名を呼ばれ、何となく心が落ち着く。 「やっと煩ってくれたなら、本望だ」 「病名がわかったなら、治します!」 「無理だろ、だって…」 頬に掌の感触がつたう。 「恋につける薬は無いって、昔から言うぞ」 「うわあぁぁー!」 恋煩いが落ち着くまで、この後結構な期間苦しんだ。

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薬屋のひとりごとで壬氏がプロポーズ⁉︎【ネタバレ注意】

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「ん・・・・」 部屋の明るさに、目が慣れるまで少し時間がかかった。 薄く開いた目に、部屋の中の様子が映る。 今も、猫猫をその腕に抱き、暖を取り続ける貴人がいる。 昨夜のことを思い出し、ため息をつく。 「夢だったら、良かったのに・・・・」 すうすうと寝息を立てる彼を起こさないよう、そっと寝台を出ようとしたが・・・・あと少しのところで、後ろから伸びて来た腕が、猫猫を一瞬で元の位置に戻す。 ここに居てくれ・・・・」 ぎゅう、と抱く腕に再び力を籠められた。 猫猫は、わざとらしくため息をつくと、身体を反転させて、壬氏に向き合う。 「何刻だと思っているのですか、壬氏さま」 ぎゅっと、再び眠ろうとする貴人の鼻を摘まむ。 「ま、まおまお?」 「おはようございます、壬氏さま」 一瞬、反応できずにいる壬氏の手をすり抜けて身体を起こすと、壬氏の傷の具合を診る。 火傷を負った直後よりは、赤みが減り、滲出液もわずかに浮かんでいるだけだ。 水ぶくれのようになった皮は剥がさない方が良いのだ。 水を替えて、手ぬぐいを湿らし、傷口をそっと洗浄すると、再び軟膏を塗る。 壬氏は寝台に寝そべったまま、猫猫が治療している姿をニコニコしながら見ている。 「何を見ているんですか、壬氏さま」 鬱陶しい・・・・ 「いや、甲斐甲斐しく診て貰えるものだな、と思ってな」 始めからこうしたら、良かったのか・・・・などと、物騒なことをひとりごちている。 「いやいやいや、水蓮さまなら大丈夫じゃないですか?」 猫猫がじとっとした目で見つめる。 あの壬氏命の老侍女なら、喜んで墓場まで秘密を持って行くだろう。 そして右手を取り前に差し出すと、手の甲にゆっくりと唇をつけた。 「愛している。 何度も言うが、俺にとっては、おまえがただ一人だ。 「最新の小説から、少々・・・・」 「返事を誤魔化したいのですが」 「えっ」 「もう、無理でしょうね・・・・」 猫猫はため息をつく。 「壬氏さま。 私は・・・・」 想いを振り切るかのように、猫猫は言葉を繋ぐ。 「今は、真実なのでしょう。 自分がわからない。 「上手く、入れてくださいね」 『きちんと味わえるように』と、猫猫は静かに微笑む。 猫猫の瞳を見つめる壬氏の顔に、何とも言えない表情が広がる。 自分から逃げ続けた彼女の本当の気持ちを、初めて知った。 自分には情が無いとこの少女は言っていたが、本当は誰よりも情があるのではないだろうか? 昨夜の受傷から、驚いたり、怒ったり、泣いたり、彼女の表情は目まぐるしく変わりっぱなしだ。 俺の目が他に向くぐらいなら、自分を殺してくれとは・・・・驚いた。 それって、かなり情熱的ではないのか? 上級妃だって、そんなこと言わないぞ? 傷つくのが怖くて、針を被っていたハリネズミの衣を剥がしてしまった気分だ。 「そうだな。 俺がどれだけ言葉を並べたとて、後宮や花街を知っているおまえには、信じてもらえないだろう」 後宮で主上ただ一人と言いながら、見目麗しい宦官にすり寄る汚い者たちを、俺も知っている。 絶対に、離さない。 「毒殺して連れて行くって、どんだけ執着するんですか。 「おまえがイヤになっても、離してやらんぞ」 「飽きられないよう、頑張ります」 猫猫がちょっと首を傾げた。 うっすら輪郭は変わっているが、ほとんど腫れてない。 人を化け物みたいに言うな。 医局にどう言い訳しよう・・・・。 おまけに壬氏さまの手当てを、どうしたら良いのだろう。 退勤してから、壬氏さまの宮に行くしかないか・・・・。 「俺の宮に、一緒に戻れば良いではないか」 この坊っちゃんは、もー。 ほいほいと医局の官女が皇弟の宮に行けるかっていうの 「というか、そなたを官女の宿舎になぞに置いておけるか! 宮廷の近くだが、誰が夜這うかもわからない」 昨日まで私はそこで寝起きしていたのだが・・・・。 途端に、どんな言いぐさだよ 「とりあえず、この離宮から帰りましょう」 昨夜、皆で話しをした居間の扉を開けると、入り口に続く廊下の横に控えていた水蓮と高順、更に馬閃と目が合った。 「私はこちらの召使い部屋に泊まったけれど、皆さま、参集したのは半刻程前よ」 猫猫の心の内を読んだかのように、水蓮が答える。 すぐ後ろにいた高順も、それに倣う。 可哀想に。 馬閃さまじゃ、察することはできないだろう。 「水蓮、高順、二人共どうしたのだ?」 ふわーと優雅に欠伸をしながら、壬氏が首を傾げる。 まあ実際、お預け中だから仕方ないけど 「壬氏さま、医局に出勤しないといけないので、途中まで乗せていただけますか」 高順たちが来ているということは、馬車か何かの移動手段があるだろう。 顎、外れるぞ。 「高順さま、水蓮さま、落ち着きませんので、どうぞ今まで通りお呼びください」 猫猫の言葉に、二人の眉尻が少し下がった。 「助かります。 問題ありません、本日の猫猫さまは、皇弟殿下からのお召しにより、直接参内ということになっております」 高順は自分で突っ込みを入れ、猫猫への敬称を変えた。 「あ、ありがとうございます」 無断欠勤にはならなかったようだ、と、ホッとする。 「一定以上の官職又は要職の者に限られておりますが、猫猫さまのご実家であらせられる漢家へは、羅漢大尉、羅半さま、後宮医官の漢羅門さま、その他、壬・・・・殿下の関係者になられます皇太后さま、宮に仕える侍女長他、後宮の上級妃の皆さまなどには、立妃の意が伝わっております」 更に高順が続ける。 「宮廷の医局には、先刻、漢大尉殿の突撃がありましたのと、羅半さまより、大量の紅白饅頭が配られまして・・・・皆、うっすらとは・・・・」 元々、武官たちを発信源として、羅の姫の立妃に関して噂にはなっていたようだ。 猫猫は、思わず頭を抱えた。 それとは対照に、壬氏の顔が喜色満面に輝く。 ただちにご参内ください」 高順が皇帝付きとしての、役割を果たす中、馬閃は頭を抱えて、壬氏と猫猫を交互に見比べている。 「まあ、遅かったものね・・・・。 陛下にお会いする」 高順との話しはついたようだ。 猫猫の脇の下と膝の後ろに腕を差し入れてると、壬氏は猫猫を横抱きに抱え上げた。 高順、水蓮が嬉しそうに顔を見合せている。 壬氏さま、傷、傷口が・・・・ 猫猫の心配をよそに、壬氏は顔に笑みを張りつけたままだ。 冬の昼下がりというのに、廊下の先の扉を開けると、まぶしいほどの日の光が二人を包んだ。 「壬氏さま、あれ、くださいっ!」 猫猫は手を伸ばして、部屋に戻ろうとジタバタ足を揺らした。 「あとで届けさせる」 壬氏は暴れる猫猫を抱えて、馬車に向かおうとする。 「イヤです! 今、今、ください!」 バタバタと猫猫が更に足を動かすと、壬氏の脇腹に当たってしまった。 それでも、腕に抱えた猫猫を離すことはなかった。 水蓮と高順は、もはや菩薩のような顔で二人を眺めている。 その国の皇帝陛下の弟宮は、一人の妃を娶った。 その妃は、名持ちの一族の出身であったが、市井の民をよく理解し、慈しみ、その民たちに学問と、薬学や医学の知識を、学校を作り惜しみなく分け与えた。 そして妃といえば、宮に囲われるだけの存在だったが、彼女は夫に随伴し、かの国を所狭しと駆け巡った。 おしまい.

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#薬屋のひとりごと #壬猫 皇弟のひとりごと

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どうも、コニーです。 薬屋のひとりごとの小説版を読んでいたらとんでもない展開がきたので紹介したいと思います。 その内容とは 壬氏が猫猫にプロポーズした!! ついにきたかって感じですよね! 壬氏のプロポーズが描かれているのは薬屋のひとりごと7巻の十八話『男女の駆け引き』 です。 ネタバレを避けたい方はここで記事を読むのをお辞めください。 薬屋のひとりごとのプロポーズ回のネタバレ それでは早速プロポーズをした経緯を見ていきましょう!! 読んでいてじれったいほど平行線をたどっている壬氏と猫猫。 わざわざネタバレしなくてもわかると思いますが、 壬氏はツンデレだし、猫猫は猫猫なので一向に関係は進みません。 しかし小説版の7巻で事態は急変します。 仕事も終わり部屋でひと段落している壬氏。 猫猫は最近睡眠がとれず顔色が優れない壬氏に薬湯を差し出します。 リラックスしようと壬氏が服を緩めようとするので寝間着を探す猫猫。 すると水蓮がさっと猫猫に寝間着を渡して部屋から出ていきます。 そうして部屋には二人きりに。 水蓮のニヤニヤ顔が目に浮かびますね笑 もともと水蓮に甘やかされていたので猫猫に着替えを手伝ってもらう壬氏。 猫猫はそのお坊ちゃん具合に呆れながらも仕事と割り切って手伝います。 壬氏曰く今まで水蓮が侍女と壬氏を部屋に二人きりにすることはなかったらしいです。 まぁ壬氏の美貌ぶりに色々惑わされる人もいたんでしょうね。 そして水蓮から早く妻を娶れと急かされたと言われたという壬氏 その遠回りなアプローチの意図に気づいていないふりをする猫猫 そんな猫猫に壬氏は「これでは羅門も軍師殿も苦労をする」といった発言をしてしまいます。 羅漢というタブーワードに触れてしまいまったのです。 普段なら発言に気をつけるはずだが睡眠不足で疲れていたんでしょうね。 これはネタバレになりますが、この場面の少し前に、事件に関して肯定も否定もしない羅門に反感を持っています。 そこにもキレた猫猫もそれにつられて普段は言わない本音を言います。 自分に言葉が足りないと言うがお前はどうなんだ。 そんな様子はよくいる妓楼にいる男にそっくり。 好きな女に思いをまっすぐ思いを伝えられず、ほかの男に取られ、後悔する。 それならはっきりと伝えればいい。 そう壬氏に伝えます。 言われた本人は驚きますがすぐに表情を変えます。 そしてこう言いました。 「まっすぐしっかり言えばいいんだな!!絶対だ! 猫猫!俺はお前を妻にする!」 エンダーーーーーーーーーイヤーーー!! 言いやがった。 ついに言いやがったよ!! 急に来たから読んでてびっくりしました笑 これの数ページ前までがっつり事件だったんですよ? まさかここで進むとは予想外でした。 とはいえこの状況では乗り気でない猫猫を壬氏が権力で無理やり結婚させたようなもの。 それでは弊害が残ると感じた壬氏は必ず猫猫を納得させると宣言して寝床に着きました。 …寝るんかい!! ここまで言っても強引にいかないのが壬氏らしいですよね。 猫猫もはっきり言われるのを避けていましたし、乗り気ではないのが明らかです。 猫猫は壬氏の立場などを考えてしまったんですね。 そして部屋を出ると満足そうな水蓮の姿が。 一体二人はどうなるのでしょうか? 薬屋のひとりごとのプロポーズ後の展開とは?【ネタバレ注意】 とりあえず関係が進んでよかったですね。 さて、いきなりプロポーズが起こったわけですが、その後の展開はどうなるのでしょうか? ここからは薬屋のひとりごとのプロポーズ後の展開を少しだけネタバレします。 まず結論からネタバレすると、 壬氏と猫猫はぜんっぜん関係が進みません!! 普通の小説ならプロポーズがあればその後もしばらくそんな雰囲気が続くじゃないですか? でもそこはさすが薬屋のひとりごとというべきかそんなもんなかったかのように淡々と物語が進みます。 いやほんとすごいんですよ。 プロポーズのシーンが終わって次のページの最初の1行は 『それから数日、壬氏からは何もなく時間が過ぎていった。 』 これで終わりです。 そのあとは普通に事件ですからね。 ほんとこいつら… って言いたくなりますね笑 実際に二人が結ばれるのはいつになるのでしょうか? 今回のプロポーズをきっかけにもっと進展して欲しいですね! プロポーズしたときの壬氏と猫猫の想いとは?【ネタバレ注意】 あまり進まなかったとはいえ、確実に進歩があった壬氏と猫猫の関係。 今まで少しお互いに踏み込めずにいた2人が初めて心の内に秘めていた本音をぶつけ合ったのをみて、驚いたという方も多いのではないのでしょうか? そこで壬氏がプロポーズをする前後の会話から、それぞれがお互いを、そして自身についてどう考えているかを考察していきます!! まず壬氏についてですが、 猫猫のことが好きです。 これは言わなくてもわかっていると思います。 しかしそれをなかなか伝えようとはしませんでした。 その背景には壬氏が権力に臆病になっていることがあると思います。 これはネタバレになりますが、 壬氏は皇弟として本来東宮として王位継承の準備をする必要があります。 しかし王位を継承したくないからと宦官の振りまでしていました。 どうしてここまで王位を継承したくないのでしょうか? それは壬氏が抱えるコンプレックスが原因です。 以前壬氏は自身について 「自分には秀でた武術の才能も、頭脳もなかった。 だからたまたま持っているこの美貌を使っている」 というような発言をしています。 つまり自分は本来とるに足らない存在だと思っている訳です。 そんな壬氏ですから王位という権力を持ったとしても、 それは自分の力で得たものではないと思うはずです。 真面目なことがよくわかりますね! そう考えたときに自分にとって本当に大切なものは自分の力で手に入れたいと思うのは自然なことですよね? 壬氏にとって大切なもの…それが猫猫です。 だからこそ壬氏は猫猫に今気持ちを伝えたら権力で手にいれることになるんじゃないか?と尻込みしていたんです。 でも猫猫は全然振り向いてくれずもやもやしているときに、 喧嘩気味になり、勢いで言ってしまったと… そして言ってしまったが自身のコンプレックスはなくなっていないので、 その後もどうしようか困っているんだと思います。 壬氏も苦労してるんですね… 一方猫猫は、プロポーズされる前にどうしてあんなことを言ったのでしょう? それは今回怒るきっかけと猫猫のセリフからわかります。 先ほど羅門に対し少し反抗的になっていると言いました。 その原因は羅門が事件の真相に気づきながらも事を穏便に済ますためにあえて黙っていることでした。 そして猫猫がキレて言った緑青館の客は好きなのに言い訳をして動こうとせず、 誰かに取られてから文句を言うやつです。 羅門とこの客に共通するのは 自分の心に理由をつけて行動しないということ。 これを壬氏に言った理由は猫猫自身がそう感じているからです。 もしかしたら猫猫は自身が気づかぬ内に壬氏を好きになり、 それをその後の苦労を理由に否定しているのではないでしょうか? それに対して葛藤し、苦しんでいるからこそ同じ状態の壬氏にもイライラしているんだと思います。 お互いに好きあっているのにどちらも遠慮しているからこの状況が生まれているんですね… 果たしてこれから彼女たちが自分たちの心に素直になれる日がくるのでしょうか?.

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