認知症施設に入りたがらない。 入浴拒否には理由がある。「お風呂に入りたくない」という言葉の裏にひそむ気持ちを考えてみよう。

入居拒否のあるご本人様にホームに来ていただくために

認知症施設に入りたがらない

老人ホームの入居を検討していますが、 本人が嫌がっています。 どうすれば納得してもらえますか? 悩み事 87歳になる母の老人ホームへの入居を検討しています。 父の他界後、デイサービス等を利用して一人暮らしをしていますが、最近少しずつ痴ほうが見られるようになりました。 一人暮らしをさせておくのは不安なので、老人ホームへの入居を薦めて、何度か説得しました。 ですが、「今の家を離れたくない」の一点張りです。 一人暮らしは火の始末や戸締り、転倒してケガをしないか、急に体調が悪くなったらどうするのか、などとても心配です。 私は、夫が転勤族のため、同居は難しいし、今は離れたところに住んでいるので、頻繁に様子を見に行くこともできません。 また、妹夫婦が近くに住んでいますが、義父と一緒に住んでいるため母との同居はできません。 心配なので、老人ホームに介護をお願いしたいのですが、どうしたら入居を嫌がらないでしょうか? 老人ホームへの入居検討の上手な進め方" ご相談者様のように、ご家族が老人ホームを検討し始めても、入居するご本人が嫌がってしまう・・・とお困りになるケースは、決して少なくありません。 老人ホーム=姥捨て山のイメージ、だから嫌• 環境の変化に不安を感じている、だから嫌• 住み慣れた家を離れたくない、だから嫌• 老人ホーム=姥捨て山のイメージ いわゆる介護度の重い方が多い介護施設のイメージかもしれません。 今はお元気なうちから老後に備えて、ご自宅から高齢者向け住宅や老人ホームへ住み替える方もたくさんいらっしゃいます。• 環境の変化に不安を感じている 出来る限りこれまでの生活と変わらないようにと、配慮してくれる老人ホームはたくさんあります。 長年愛用している家具や身の回りのものを持っていける老人ホームなら、安心感が高くなります。 また、食事やレクリエーションなど他の入居者の方と交流する機会も多くありますので、すぐに生活に慣れることができるでしょう。• 住み慣れた家を離れたくない 高齢になると、長年住んでいる家を離れるということはとても不安に感じるものです。 まずはいきなり老人ホームへ行くのではなく、親族の方のお宅に泊まったり、ショートステイを利用したり、外泊気分で家を離れることに慣れることで、少しずつ不安も少なくなります。• 老人ばかりで暗いイメージ お元気な方が入居している老人ホームなら、元気に楽しく生活をされている方がたくさんいらっしゃいます。 ご自身で趣味やレクリエーションを楽しむことがポイントです。 老人ホームでやってみたい趣味やレクリエーションなど、いきいきと暮らせる生活があることを伝えてみましょう。 病院から退院しなくてはいけない、老健施設から退去しなくてはいけないなど期限が差し迫っている状況であれば、すぐに入居先を決めなくてはいけませんが、あせりは禁物です。 またどんなに良いホームでも、ご本人がなじめなくなってしまうと、周りの方との会話が楽しめなくなり、ひきこもってしまったり、認知症を引き起こしたり介護度が進んでしまったりと、お体が悪くなってしまうことがあります。 ステップ2:家族や親族と相談して協力しあいましょう 家族や親族との協力はとても大切です。 老人ホームに入居するとなると、費用のことや引越し、財産管理など決めなければいけないことが山積みになります。 家族や親族からの協力が得られると負担も減りますので、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。 ステップ3:専門家の意見をもらいましょう 医師やケアマネジャーも心強い存在です。 専門家の意見があると、ご本人も受け入れやすくなります。 専門家の立場で、どのような理由から一人暮らしの危険性や在宅介護の難しさがあるのかなどを説明してもらいましょう。 日頃から信頼関係を築いておくと安心です。 ステップ4:ショートステイ、体験入居を利用してみましょう いきなり入居を薦めるのではなく、まずはこれらのサービスを利用してみましょう。 住み慣れた自宅を離れることに少しずつ慣れてもらうことができますし、老人ホームの環境にも慣れてもらうことができます。 その時に大切なのは、老人ホームの入居のためではなく、一時的なステイとして、いつでも自宅に戻れる安心感をもってもらうことです。 環境に少しずつ慣れることで、ご本人も嫌がらなくなることがあります。 ステップ5:心配しているというあなたの気持ちを伝えましょう 老人ホームへの入居を薦めるのは、あなたがご本人を大切に思い、心配しているからだということを、ご本人へしっかりと伝えましょう。 そして、ご入居後も、家族が訪問する頻度やホームでの暮らしを知る機会があるかどうかなど、具体的にどのようなやりとりや交流があるかということも安心につながります。 離れて暮らしていても、いつも見守っていることをきちんと言葉で伝えましょう。

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【専門家が回答】老人ホームを嫌がる親を入居させたい。どうしたらいいの?|老人ホームのQ&A集|LIFULL介護(旧HOME'S介護)

認知症施設に入りたがらない

親御さまが要介護や認知症の状態になると、怪我や病気をきっかけに、ご家族にとって 在宅介護の限界がやってくることがあります。 ところが 有料老人ホームへの入居を検討する際に、最大の障害になるのが、 入居者ご本人が嫌がって入所を拒否してしまうこと。 ご家族は親御さまを気持ちよく 施設に入居させたいのですが、親御さまの反対を押し切って施設に入れるわけにもいきません。 老人ホームに入りたくないと言ってる親御さまを無理に連れていっても、施設での生活がなじまず、退去することにもなりかねませんから、無理強いはできません。 特に親御さまが認知症になっている場合、施設への入所を嫌がる方が少なくありません。 その結果ご家族は在宅介護を続けることになり、親御さまも、ご家族も 徐々に疲弊していく・・。 そんな悪循環に陥ってしまうのです。 どうすれば老人ホームへの入所を拒否する親御さまを説得できるのでしょうか? その上で、 親御さまを心配していること、そして 大切に思っていることをきちんと伝えましょう。 決して除け者にしたいわけではないこと、邪魔者などと思っていないことを、わかってもらうのです。 健康に少しでも長生きして欲しい、そのために一生懸命サポートしたいとお考えのご家族の気持ちを伝えましょう。 伝え方としては、話し合いで伝えてもよいですが、 手紙を書くのもおすすめ。 面と向かうとなかなか素直な気持ちを伝えにくいことも多いと思いますし、ご本人の反応によっては充分に気持ちを伝えられないかもしれません。 その点、手紙なら 自分の気持ちを素直に書くことができると思います。 一回の手紙だけでは親御さまの考えは変わらないかもしれませんが、そんな時は何回か日をおいて手紙を書いてみましょう。 それからケアマネージャーさん等の 第三者からあなたの気持ちを親御さまに伝えてもらうのも効果的。 ケアマネージャーさんから「娘さんも心配してますよ」ということを話してもらうのです。 第三者にから言われると、親御さまも比較的素直にあなたの気持ちを理解してくれやすいものです。 親御さまに老人ホームを勧めるに当たって大切なのが、決して 説得しようとしないこと。 高齢者の方は、理性で判断するより 感情で判断しがち。 いくら「〇〇という理由だから、老人ホームに入った方がいい」と 説得しても、 感情がそれを受け入れないと決して老人ホームに入居しようとは思ってくれません。 論理的に説明して、あなたの考え方や親御さまの状態を理解してもらうだけでなく、 情に訴えて、あなたが「 親御さまを大切に思っていること」を伝えましょう。 またデイサービス等の施設を利用したり老人ホームに体験入所したりして「 不安を取り除く」ことで、親御さまに「 納得」してもらいましょう。 「 あなた」が「 説得」するのではなく、「 親御さま」に「 納得」してもらうことが、ポイントです。 親御さまに老人ホームの入居を説明する際に気をつけなければいけないのは、 あなたの都合を主張しないことです。 たとえばデイサービスを親御さまに利用してもらう際に、「この日は 用事があるから施設に行ってもらってもいいですか」というような理由で話すと、親御さまが傷ついてしまいます。 「 自分が邪魔者だから、介護施設に行かなければいけない」「自分は家族に 迷惑をかけているんだ」。 そんな風に取られてしまいます。 少し言い回しを変えて、「私がいない間に不自由な思いをさせると 申し訳ないので・・」とか、「本当はお母さんのお世話をその日もしたいんですが、 できなくてごめんなさい」とか、親御さまの気持ちを中心にした言い回しにするだけで、受け手の印象が随分とよくなります。 それから親御さまの 言葉を否定しないで、話を頷いて聞いてあげましょう。 デイサービスを利用した際に、たとえば「今日は施設の食事がおいしくなかった」という不満を話してきたとします。 その時に、「でも施設の食事なんてそんなものですよ」という風に 否定するのは厳禁。 そうではなくて「おいしくない食事を食べてくれたんですね。 ありがとうございました」とか、「じゃあ施設の人に料理をもう少し工夫できないか、聞いてみますね」とか、親御さまの意見を否定するのではなく、それを 受け入れてあげて、親御さまの 不満が少しでも和らぐような言い方を心がけましょう。 親御さまと意見を対立させるのではなく、親御さまの横に「 寄り添う」感覚が大切です。

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ご家族が老人ホームや施設の入居を嫌がる......双方が納得した入居をするためには?|老人ホームのコラム|老人ホーム検索【探しっくす】

認知症施設に入りたがらない

施設・ホーム等に入りたくない理由 施設・ホーム等に 入居を拒否する理由の背景には、 さまざまなご本人の思いがあります。 入居前に ご家族がその思いを知っておくことは、スムーズな入居のためだけではなく、 入居後の生活をよりよいものにするためにも重要なことです。 まずはその思いを知るために、以下のポイントを踏まえて、ご本人の声にじっくり耳を傾けることが大切でしょう。 「介護は家族がすべき」という価値観 介護はご家族が行うべきであるという旧来の考え方は、高齢者を社会全体で支えようとしている現在の日本では適切とはいえません。 しかし、そのような価値観をご本人がお持ちの場合、他人に介護される施設への入居は、 家族の義務の放棄、愛情不足 と感じ、不満や怒りを抱き、強い抵抗感を示される ことが多いようです。 見捨てられるという不安 ご家族が自分を施設に入れたがっていることに、ご本人が「ご家族から見捨てられてしまう」という寂しさや不安を感じていることも少なくありません。 前項の「家族が介護をするのが当然」と怒りを示される場合の奥には、この 「見捨てられる不安」が根深く存在 していることがほとんどです。 これまでの生活を続けたい 住みなれた我が家で、顔なじみの付き合いの中、自分のよく知った地域で生活を続けたいと思うのは自然なことです。 特に認知症をお持ちの人は、新しい環境に慣れることや、いつもと違う状況に置かれることが苦手で、そこに強い不安を感じていることも多いものです。 未知の生活への不安に比べれば、たとえ非常に不便で危険が多くても 現在の場所で生活を続けたい と思われるようです。 介護を必要とする自分の姿を受け入れられない 「施設は介護が必要な人が入るもの。 自分はそんな状態ではない」と主張される場合があります。 これまで介護をしてきたご家族にとっては、何を言っているのかと困惑されるかもしれません。 そのような場合、ご本人は「家族の介護は介護のうちに入らない」「家族が勝手に行っている」「家族がすべきことをやらせている」と考えていることもあります。 この考え方の裏には、「介護が必要であることを認めないことによって 自尊心を保ちたい 」という思いがあります。 老人ホームに否定的なイメージをもっている 介護保険制度の発足以来、介護施設も大きく進化し、明るく、可能な限り個別に対応するように変化しています。 しかし、あまり好ましくない環境で、自由がなく、集団生活を強いられるというような前時代的で否定的な施設のイメージをおもちの人も多くいます。 そのようなイメージがあれば、施設への入居を拒まれるのは当然かもしれません。 納得して入居できるために 入居する前に、ご本人が上にあげたような思いで施設入居を嫌がる場合、ご家族はどのような気持ちでご本人に接していけばよいのでしょうか。 また、ご本人が納得できる入居を可能にするためにどのように対応すればよいのでしょうか。 【ご家族の心構え】 ご家族が入居への気持ちを再確認する 本当に「ご本人が嫌がっていても、ご本人の命や安全を守るためには施設への入居が望ましい。 それこそが家族としての愛情である」のかどうか、ご家族自身が再認識してください。 介護にあたってきたご家族は、不安や迷いを抱きながら続けてこられたことでしょう。 介護施設への入居にも迷いがあるかもしれません。 実はご本人の納得の前に、 ご家族が施設入居に心から納得していること が大切なのです。 施設入居は時として、それを勧めるご家族にとっても大きな精神的負担となります。 ご家族自身の中で迷いがあったり、さらに周囲の理解が得られない状態で行うと、精神的負担はさらに大きくなります。 また、認知症のご本人はそのような感情の不安定さや揺れを、敏感に感じ取ります。 ご家族が迷っている状態では、ご本人に納得してもらおうとしてもうまくいかない可能性が高まります。 焦りからの感情的説得は逆効果 ご家族の介護負担も限界に達しつつある中、早く、スムーズに入居してほしいという思いをもたれるのも当然です。 しかし、 「焦り」は良い結果をもたらしません。 それはご本人にも 「不安」や「不信」として伝わってしまう のです。 焦りでご家族が感情的になれば、関係がこじれ、事態は悪化していきます。 ご本人が入居に前向きになるような、望ましい施設・ホーム等との出会いは、タイミングや運にも大きく左右されます。 焦ってもよい施設・ホーム等に巡り合うとは限りません。 【ご本人の納得のために】 愛情を伝える 施設入居という話が出れば、ご本人は「見捨てられる」という誤解にもとづく不安、これまでの生活を離れる悲しみ、新しい生活への恐れなどを抱えます。 それを打ち消し、支えるのは ご家族の愛情 です。 ご本人のことを心配していること、よりよい生活を送るための入居であること、入居後もできる限り会いに行くことを伝えましょう。 自宅以外の居場所を作る 自宅以外にも「安心できる楽しい居場所がある」とご本人が思うことで、介護施設への入居もスムーズになります。 地域の集まり、友人のお宅、デイサービス、ショートステイなど、自宅以外での居場所が心地よいと感じ、ご家族以外の人や介護サービスとのかかわりが 安全で楽しいと感じてもらうこと が大切です。 一緒に施設・ホーム等を選ぶ 誰でも、自分の未来や環境が勝手に決められるのは辛いことです。 あまりに拒否が強く、ご本人やご家族の負担が大きい場合は無理しなくてもいいですが、介護施設選びには、 可能な限りご本人も参加 してもらいましょう。 パンフレットを一緒に見たり、既に施設・ホーム等に入居している人の話を聴いたり、可能ならば体験入居を試してみましょう。 介護施設と連携する 入居できそうな施設・ホーム等がある場合、ご本人に認知症があることはもちろん、入居に乗り気でないことも伝えましょう。 積極的に自分から入居される方は少ないため、ご本人が入居に乗り気でないことで施設・ホーム側から入居を断られる可能性は低く、施設・ホーム側はむしろこれまでの経験からどのような手段があるか一緒に考えてくれるでしょう。 このとき、 親身になって対応してくれるかどうか が良い介護施設選びの判断基準にもなります。 さらにいえば、質の高い入居生活のためには、こうしたプロセスを通して 信頼関係を築く ことも大切なのです。 無理に施設入居させることで起こる問題 入居前にどのような手段をとっても、ご本人の入居拒否の気持ちを変えることができないこともあります。 もし、嫌がるご本人を無理矢理入居させた場合、どのような事態に発展してしまうのでしょうか。 まず、 お互いの信頼関係にひびが入る 可能性が大きいでしょう。 認知症の方は、いったん根付いたご家族への否定的な気持ちを切り替えたり、考え直したり、記憶を上書きして上手に忘れたりすることが困難で、のちのちまで影響を及ぼす可能性もあります。 また、入居後の生活にも少なからず悪影響があるでしょう。 不満や怒りから介護に抵抗したり、帰宅しようとするなど、トラブルが生じる場合もあります。 新しい生活になじめず、 認知症の症状が悪化してしまう こともあります。 不安や興奮、暴言暴力などが生じ、それを抑えるために向精神薬を服用することになり、急に活力を失ったようになるかもしれません。 やはり、無理な入居は、その後の生活の質に悪影響を与える可能性を高くするといわざるを得ません。 それでも入居が進まない場合の対処 入居前にどれだけ説得を繰り返しても、ご本人の気持ちに変化がない一方で、ご家族は在宅介護が限界で疲弊しきっている場合は、どうすればよいのでしょうか。 その場合は、覚悟の上で下の二つの選択肢が考えられます。 一つは、上記のような入居後の生活の悪影響をある程度覚悟して、 多少無理にでも入居してみて いただき、 新しいステップに進んでみる ことです。 前述の通り、施設・ホーム等には、決して積極的に入居する方は多くなく、多かれ少なかれ戸惑い、不安や不満を感じながら入居する方がほとんどです。 多くの施設は、そのための配慮も十分考慮に入れています。 ご本人がいざ入居してしまえば、施設・ホーム側のケアやノウハウによって、予想を裏切って、楽しく入居生活を送る人も少なくありません。 もう一つは、ご自宅での生活を再調整し、 次の機会を待つ ことです。 可能な限りの介護サービスや地域での助け合いを取り入れ、火の消し忘れによる火災など、 重大な生命のリスクは回避しつつ も、 あ る程度生活上の リスクは受け入れて自宅生活 を続けてもらいます。 日本は現在、住みなれた地域で暮らし続ける 地域包括ケア を推進しています。 助けとなるサービスが地域に増えていくことでしょう。 一方で、認知症は進行していくもので、現在の状態が永遠に続くわけではありません。 身体的な病気での入院など、状態が変われば、ご本人の納得の上で施設入居につながる場合もあります。 まとめ 認知症のご本人や、ご家族にとって、施設入居は今後の生活の大きな分岐点です。 自宅での生活と施設・ホーム等、どちらを選ぶのか、いずれもメリットもデメリットもあります。 誰にとっても全く後悔のない完璧な選択は、どこにもないのかもしれません。 だからこそ、ご本人の生命が脅かされず、可能な限りご本人の意見を尊重でき、ご家族も疲弊しきらないような最大公約数を、ご家族で一緒に探して選択したいものです。 それがご本人にもご家族にもベストな選択なのです。 編集:編集工房まる株式会社 (監修:森 裕司 株式会社HOPE代表、介護支援専門員、社会福祉士) ア行• 英数字•

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