イオン化 傾向 ごろ。 イオン化傾向

語呂合わせと徹底整理で攻略する高校無機化学(遷移元素と錯イオン篇)

イオン化 傾向 ごろ

結論から言えば、左側にある原子ほど電子を失いやすく、陽イオンになりやすいです。 また、右側に行くほど、電子を手放さないので原子の状態でいることを好むのです。 それでは、この語呂合わせについて具体的に解説しましょう。 本題に入る前に、基礎的な知識になるイオンについて確認しましょう。 イオンとは 「電気的に中性な原子が電子を受け取ったり手放したりすることで、より電荷を帯びた状態の粒子のこと」です。 電子を失うと陽イオン、電子を受け取ると陰イオンとなります。 また、 原子が電子の授受を行いイオンになるときには、一般的に一番近い「希ガス原子」の電子配置に近づきます。 例えば、ナトリウムを考えると原子番号11番なので電子を11個持っていますね。 つまり、ネオンの電子配置の1つ外側のM殻に11個目の電子をもっています。 つまり、ネオンの電子配置に近づこうとイオン化した時には、電子を1個手放し陽イオンとしてナトリウムイオンになります。 それでは本題に入ります。 簡単に言うと、 イオン化傾向とは、ある原子(主に金属原子)が水、 または水溶液中で電子を放出し陽イオンになろうとする性質のこと。 スポンサーリンク イオン化傾向の大きい順番 次にイオン化傾向の大きい順に金属原子を並べていきましょう。 また右に行くほど電子を手放さないのでより原子の状態でいることを好みます。 また、陽イオンの状態でいるときには電子を受け取りやすくなります。 例を挙げましょう。 亜鉛を塩酸に入れたとき。 塩酸は酸なのでH+として考えます。 イオン化傾向を見ると亜鉛は水素よりも左にありますから亜鉛の方が陽イオンになることが分かります。 亜鉛は陽イオンになり、塩酸中の水素イオンは水素に成ります。 これを化学反応式で表すと下のようになります。 銅を塩酸に入れた時は、 銅は水素よりも右にありますから銅は電子を失うよりも原子の状態でいることを選ぶので、ここでは反応は起こりません。 銀は銅よりも右側にありますから、銅よりも単体の状態でいることを好みます。 また、銅は銀よりも左側にあるので、銀よりも陽イオンでいる方が安定します。 つまり、銀イオンが銀になり、銅板が溶け出し陽イオンになる。 化学反応式で表すと以下の通りです。 以上、イオン化傾向の解説でした。 イオン化傾向は電気分解、金属と酸の反応、電池などの問題を解くうえでとても重要な基礎になります。 また、イオン化傾向の基礎になるのは金属の性質や陽イオン、陰イオン、イオン反応式が大事になるので学校の教科書で確認しておいて下さい。 スポンサーリンク 化学の勉強法 カテゴリ一覧•

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イオン化傾向の覚え方:大きい順番の語呂合わせ

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イオン半径とは イオン半径とは、 陽イオンや陰イオンを球形とみなしたときの半径のことです。 高校レベルでは、原子半径と同様に中心にある原子核から最外殻電子までのキョリと考えて良いです。 ポイントとなるのは、希ガスの電子配置ごとに考えることです。 イオン半径の同族での比較 同族の同じ価数のイオンでは,周期表で下のものほど半径は大きいです。 なぜなら周期表の下の方のイオンの方が、より外側に最外殻をもつので、半径が大きくなります。 電子配置が同じイオンの大きさの比較 電子配置が同じイオンの場合はどうでしょうか。 電子配置が同じとしても中心の原子核に含まれる陽子数は違います。 陽子数が多ければ多いほど、周りの電子を引き付けようとする引力が強くなります。 頻出の比較は以下の2パターンです。 Ne型電子配置を取るイオンの大きさの比較 まずはNe型電子配置を取るイオンの比較です。 しかし、中心にある原子核中に含まれる陽子数は異なります。 Ar型電子配置を取るイオンの大きさの比較 まずはAr型電子配置を取るイオンの比較です。 しかし、中心にある原子核中に含まれる陽子数は異なります。 しかし、現実には比べることが困難です。 そもそも半径の測定方法は、分子や結晶などの結合状態から測定する方法がメジャーです。 そうすると、イオンの場合はイオン結合から算出される半径であり、原子の場合は分子間力(ファンデルワールス力)から算出される半径であったりと、種類によって異なります。 すると、イオン結合とファンデルワールス力の結合力の大きさに差異がある以上、合理的な数値にはなりません(今回の場合、ファンデルワールス力がかなり弱いため、結合距離が長くなってしまい、希ガスの半径がイオン半径からすると異常に大きくなってしまいます)。 そのため、入試問題で出題しづらいのです。 イオン化エネルギー・電子親和力・電気陰性度・原子半径・イオン半径について 根本的な考え方が同じである「イオン化エネルギー・電子親和力・電気陰性度・原子半径・イオン半径」についての他記事は以下を参照ください。 まとめ 灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師よりイオン半径の周期表での大小関係について解説を行いました。 しっかりと覚えておきましょう。

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中3理科「金属のイオン化傾向の覚え方」化学電池のしくみ

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イオン化傾向とは?図を使って丁寧に解説! まずはイオン化傾向がそもそもなんなのかを考えましょう。 その名の通り、 イオン化傾向は、水溶液中の金属元素の陽イオンになりやすさを示したものです。 金属を酸などの水溶液に入れると、元素が電子を奪われ、陽イオンになって溶けだします。 これが「イオン化」です。 しかし、 その反応しやすさというのは全ての金属で等しいわけではありません。 常温の水と反応するものもあれば、非常に強力な酸としか反応しないものなど、 元素の種類によってイオン化しやすさは全く異なっています。 そのため、イオン化傾向を定義することによってイオンになりやすいかどうかを表しているのです。 ここで、勘がいい方なら「イオン化傾向とイオン化エネルギーって同じじゃないの?」と思うでしょう。 確かに、原子から電子が抜き取られて陽イオンになるという点は共通しているのですが、実は定義からして違います。 詳細は高校レベルを超えるので扱いませんが、 イオン化傾向とイオン化エネルギーは似ているけど全く異なるものととらえておいてください! もしイオン化エネルギーについて怪しいという方がいたら、 を見てくださいね! 2. イオン化傾向の覚え方!語呂合わせで今スグ暗記! イオン化傾向の大きい金属から順に並べたものを、 金属のイオン化列といいます。 …こんなに覚えられないよ!って、思いませんか? でも大丈夫!このイオン化列には、簡単に覚えるための語呂合わせがあるのです。 それがコチラ。 「リッチに貸そうかな まああてにすんな ひどすぎる借金」です!! まずはこのフレーズを声に出したり紙に書いたりして、しっかり頭に入れておきましょう。 こちらも金属元素の反応を理解する上で重要になるものなので、しっかりと目を通しておきましょう! ところで下の問題は、今年度 H29年度 の大学入試センター試験 追試験 「化学基礎」で出題されたものです。 センター試験ではこう出る!イオン化傾向と電池の問題 これまでイオン化傾向について紹介してきましたが、ここからはそんなイオン化傾向にまつわる問題を紹介します! ここに、銅 Cu とマグネシウム Mg に関して二つの反応式があります。 理由は簡単で、銅よりマグネシウムのほうがイオン化傾向が大きいからです(不安な人は先ほどの語呂合わせをもう一度確認してみてくださいね!)。 異なる二種類の金属元素が存在しているとき、イオン化傾向が大きい金属のほうが優先して陽イオンになる、という原則さえ覚えておけば、こういった問題で悩まされることもなくなりますよ! そして、イオン化傾向を利用した例としてよく出てくるのが電池です。 二種類の金属を電解質の水溶液に浸し、それらを銅線でつなぐと、電子の流れが生じて電気を取り出すことができます。 これが電池の仕組みです。 二種類の金属のうち、イオン化傾向が大きいほう 図中のZn で電子を放出する酸化反応が起こり、陽イオンが水溶液中に溶け出します。 その後、元素が持っていた電子が銅線を通ってもう片方の金属 Cu へと流れ、水溶液中の陽イオンが電子を受け取る還元反応が起こります。 このサイクルによって電流が生じているのです。 イオン化傾向が大きい金属から小さい金属へと電子が流れているということは、イオン化傾向の大きい金属が電池の負極になるということです。 ここはかなり問われやすいところなので、間違えないように気を付けましょう! センター試験でもイオン化傾向・電池を扱った問題は頻出です! 例えば、今年度 H29年度 のセンター試験 本試験 「化学」では以下のような問題が出題されました。 今回はビーカーではなくシャーレで実験をしていますが、先ほどの水溶液の図と同様に考えてもらって大丈夫です。 まずは問題の条件から言えることを整理しましょう。 ではここで選択肢を見てみましょう。 マグネシウム、銅、亜鉛の三つがありますね。 したがって、AがZn、BがCu、CがMgとわかりました。 イオン化傾向のまとめ このように、電池をはじめとした金属の反応に関する範囲では、イオン化傾向の大小を知っていないと解けない問題がたくさん出てきます。

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