猫 発情 期 鳴き声。 猫の発情期・オスはどんな症状?オス猫の発情期の行動や特徴を解説

猫がずっと鳴いているのは発情期?病気の危険性と外から聞こえる場合

猫 発情 期 鳴き声

目次 監修/佐藤貴紀先生 獣医循環器学会認定医 猫の発情期って何?期間や開始時期 猫の発情期とは、子孫を残したいという本能から、成熟した猫が起こす繁殖行動のことです。 発情期はオス・メス共に起こりますが、オス猫の発情期はメス猫が出すフェロモンと発情期行動で誘発されるため、季節で発情するのはメス猫だけといわれています。 猫が最初の発情期を迎える年齢 猫が最初の発情期を迎えるのは、生後6ヶ月~12ヶ月ごろといわれていますが、生まれた環境や猫種、性別によって個体差があります。 例えば、オス猫が本格的な発情期を迎えるのは生後9ヶ月以降とされています。 一方、メス猫はオス猫よりも早く成熟し、生後5ヶ月以降には本格的な発情期を迎えます。 中には、生後4ヶ月には最初の発情を迎えたという個体もいるようです。 ちなみに、長毛種の猫は短毛種の猫よりも成熟するのが遅く、本格的な発情期を迎えるのは生後12ヶ月以降、遅くて生後18ヶ月ごろだといわれています。 猫が発情期を迎える時期や周期 猫が発情期を迎える年齢に達したとしても、繁殖行為がしやすい時期にならない限り、発情することはありません。 猫が繁殖しやすい時期というのは、暖かくて食べものが多く、安全に子育てがしやすい時期です。 つまり、 日照時間が14時間以上を超える、春(2月~4月)と暖かい時期の夏(6月~8月)頃がピークといわれています。 また、メス猫の発情期には、「発情前期」「発情期」「発情後期」「発情休止期」の4つのサイクルから成る「発情周期」があります。 発情期行動開始から交尾終了までに当たる、「発情前期」「発情期」「発情後期」までの期間は14日~21日程度で、このサイクルは年に2~3回ほど繰り返されます。 とはいえ、この発情期のメカニズムは、自然の太陽光だけでなく人工灯でも引き起こされてしまいます。 そのため、 家の照明に長く当たる可能性のある室内飼いの猫は、発情期が長くなったり、季節関係なく発情が起きたりする場合があります。 オス・メスで違う!猫が発情期にする行動 発情期はオス・メス共に迎えると前述しましたが、発情期中にする行動はオス・メスで異なってきます。 愛猫が以下のような行動をしていないか、よく観察してみてください。 メス猫の発情期行動 発情期を迎えたメス猫は、以下のような発情期行動をとります。 食欲がなくなる• 普段より大きな声で鳴く• 甘えて体をこすりつけてくる• クネクネと寝転んでニオイをつける• トイレ以外の場所で粗相をする• 腰を持ち上げる姿勢をとって振る オス猫に自分の存在をアピールして刺激するためか、声やニオイを周囲にふりまくような行動をとることが多いようです。 オス猫の発情期行動 一方、メス猫のフェロモンを感じ取ったオス猫は、以下のような発情期行動をとります。 外に出たがる• 普段よりも大きな声で鳴く• マーキング(スプレー行動)をする• ナーバスになって攻撃的になる• 同居猫や人の足などに馬乗りになる 自分のテリトリーから出てメスを追いかけ、他のオスとメスをめぐる争いをするため、自分の存在をメス猫にアピールする行動をとったり、攻撃性が高くなったりするようです。 飼い猫が発情期を迎えた場合にすべきこととは 発情期は猫の本能とはいえ、一晩中大声で鳴かれるのは近所迷惑になりますし、スプレー行動をされると掃除の手間もかかって大変ですよね。 ここでは、愛猫が発情期を迎えた場合にすべき対策や、発情期を落ち着かせる方法をご紹介します。 昼間のうちによく遊ぶ 猫は薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)なので、発情期中の鳴く行為は夜も行われます。 大きな声で一晩中鳴かれるのは寝不足になるだけでなく、近所迷惑にもなりかねません。 昼間のうちにたくさん遊んであげて、夜に鳴くエネルギーを消費させましょう。 狩猟本能を満たすことで気もまぎれるので、生殖行為ができないことによるストレスの発散にも効果的ですよ。 家の中を広く開放して好奇心を満たす 詳しくは後述しますが、発情期中は外の空気に触れさせることは避ける必要があります。 とはいえ、狭い場所に閉じ込めておくと欲求不満やストレスがたまってしまうので、家の中の普段は入れない場所も広く開放して、探究心や好奇心を満たしてあげましょう。 ただし、外が見える場所を探検させるのは、発情期行動を悪化させる恐れがあるので、押し入れなどの窓がない場所を探検させるようにしてください。 スプレー行動をした場所はすぐに掃除する スプレー行動でついた尿は、かなり強くニオイます。 そのニオイにつられて、さらに次のスプレー行動を引き起こす場合もあるので、尿がついた場所はすぐに掃除し、ニオイを除去しましょう。 一度スプレー行動をした場所には、近寄らせないようにするのも1つの手ですよ。 トイレでスプレー行動するように誘導する 壁などについた尿のニオイを除去しても、発情期中はさまざまな場所でスプレー行動や粗相をする可能性があります。 どうしてもスプレー行動が気になる方は、発情期中によくスプレー行動や粗相する場所にトイレシートを貼ったり、撥水性のシートを貼って、掃除の手間が少しでも省けるように工夫しましょう。 ご近所に飼い猫の発情期を知らせておく 発情期行動の対策をいろいろしたとしても、鳴き声自体を消すことはできないので、周囲に迷惑がかかる場合があります。 騒音トラブルに発展しないためにも、できれば交流のあるご近所には「飼っている猫が発情期を迎えている」と知らせておき、迷惑をかけてしまうことをおわびしておいた方が良いでしょう。 去勢・避妊手術をするのもアリ! とくに愛猫を交配させる予定がない場合や、あまりにも発情期行動がひどい場合は、去勢や避妊手術を視野に入れても良いでしょう。 去勢や避妊手術を行うことで、発情期中に感じるストレスの軽減や発情期行動の抑止効果が期待できるだけでなく、ホルモンの影響による病気を予防することもできます。 ただ、一度発情期を迎えた猫の場合、手術後も発情期行動が残ることもあるようです。 手術を受けるかどうかは、発情期を迎える前に検討した方が良いかもしれませんね。 これはNG!発情期を迎えた猫にしてはいけない対応 猫が発情期を迎えた際の対処法を見ていきましたが、逆にやってはいけないNG対応も見ていきましょう。 以下のような対応をしてしまうと、逆に発情期行動がひどくなったり、愛猫との関係が悪化したりする危険性があるので、注意してくださいね! またたびを過剰に与える またたびや愛猫の好物を与えて、気を紛らわせる方法です。 またたびなどを与えると、一時的に発情期行動が落ち着く場合はあるのですが、あくまでも一時的なので、摂取し終わればまた発情期行動を繰り返してしまいます。 また、またたびは過剰な興奮から攻撃的になることもあるほか、猫の体質によっては嘔吐、下痢が見られることも。 発情期の度に与えるのは避けた方が良いでしょう。 外に出す 発情期でなくても、猫は室内で飼ってください。 しかし、発情期を発情期を迎えれば、完全室内飼いの猫でも交尾のために外に出ようとします。 避妊手術をしていないメス猫が外に出てしまえば、高確率で妊娠してしまいますし、ケガや感染症を引き起こす危険性も高くなります。 厳重に戸締りをして外に出さないようにするのはもちろん、外が見える場所は出入りできないようにして、愛猫を興奮させないようにしましょう。 構いすぎる 発情期を迎えたメス猫は、いつもより飼い主に甘えてくることがあります。 甘えてくる姿が可愛いと頻繁になでてしまうと、かえって刺激してしまい、発情期行動がひどくなる場合があります。 発情期中の猫が甘えてきても、あまり構いすぎず、見守るだけにしましょう。 大声で叱る 猫の発情期行動と粗相は全く別物なので、叱ったからといってやめさせられるものではありません。 逆に大声で叱ってしまうと、怖がらせたりストレスを与えてしまったりして、愛猫との信頼関係を悪化させる恐れがあるので注意してください。 綿棒で刺激を与える メス猫は、オス猫と交尾して排卵することで発情期が終了します。 この性質を利用して、湿らせた綿棒でメス猫の膣に刺激を与えて、わざと排卵を促す対策方法がありますが、これはNG! メス猫の膣内はデリケートな場所ですので、無理に綿棒で刺激を与えようとすると、粘膜を傷つけてケガをさせる恐れがあります。 素人がやらないのはもちろんのこと、発情期を無理に終わらせようとする行為はしないでください。 飼い猫の発情期が気になる場合は避妊手術も視野に入れてみて! 発情期は本能によるもので、猫にとっては自然な行動です。 無理にしつけたり、叱ったりしてやめさせるのは、猫にかなりのストレスを与え効果はありません。 発情期が自然に落ち着くのを待ってあげましょう。 とはいえ、猫が発情期を迎えるのは、交尾をして子孫を残すためです。 交尾をしないのに発情期が続くこともまた、猫にとってはストレスがたまる要因になります。 とくに愛猫の妊娠を望んでいないのであれば、発情期を迎える前に去勢や避妊手術を受けさせることも視野に入れてみてください。 監修/佐藤貴紀先生 獣医循環器学会認定医。 麻布大学獣医学部卒業後、西荻動物病院、dogdays東京ミッドタウンクリニック副院長に就任。 2008年白金高輪動物病院を開業。 中央アニマルクリニックを附属病院として設立し、総院長に就任(現在は顧問獣医師)。 動物病院のグループ化を進めるJVCC動物病院グループ株式会社CEO。 東京都目黒に開院したJVCCグループ二次動物医療センター目黒病院のセンター長であり、自身の専門である「循環器」科を担当。 猫の恋劇場』(監修:哺乳類学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 今泉忠明先生、獣医師 菊池亜都子先生) 「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【獣医師が避妊についても解説】猫の発情期の行動は?交尾は痛いの?』(監修:ねこのきもち相談室獣医師) 「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『いろんなリスクも!? 知っておくべき猫の「発情期」の注意点』(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師) 「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『不妊手術をしていてもムラムラ!?

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発情期の猫の鳴き声、何とかならない?5つの対処法と究極の対策

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猫の発情期の鳴き声対策1:避妊手術を受けさせる 猫の発情期の鳴き声を止める方法の中で、最も効果的なのは 避妊手術を受けさせることです。 生殖機能をとってしまうことによって発情もしなくなるため、自然と鳴き声もストップします。 また、発情期特有の鳴き声がなくなるだけでなく、あらゆる場所に尿を飛ばすスプレー行動や攻撃的な態度もなくなる傾向にあるのです。 そのため、猫の繁殖を計画していないのであれば発情期を迎える前1才までに避妊手術を済ませることをおすすめします。 ただし、ごくまれに避妊手術をしたにも関わらず、取り除いた部分から性ホルモンが分泌されて再度発情することもあります。 非常にレアなケースのため、手術を受ければ再度発情することはほぼないと考えてよいですが、可能性はゼロではないということも頭の片隅に置いておきましょう。 猫の発情期の鳴き声対策2:メス猫は妊娠すると発情しなくなる メス猫の場合、妊娠をしてしまえば発情しなくなり、発情期の鳴き声も出さなくなります。 そのため、猫の繁殖を考えている場合は、発情期が始まったら早めに交尾をさせて妊娠へと移る方法をとりましょう。 ただし、メス猫は出産をして子育てが終わると再度春先や秋に発情する特性を持っているため、そのことも念頭に置いておきましょう。 オス猫の場合は、発情期に関係なく近くにメス猫がいるとそれだけで発情をします。 つまり、オス猫を発情させないためには 近くに発情期のメス猫を近寄らせないなどの対策が必要です。 また、発情期のメス猫が近くにいない環境のオス猫は、メス猫を探すために本能から外へ飛び出す傾向があります。 そのため、気がついたら脱走していたということにならないよう、戸締りなどは徹底して行いましょう。 この記事への書き込みは編集部が確認・承認した後反映されます。 書き込みに関する注意点 この書き込み機能は「他の猫の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、猫と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。 従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。 予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。 ・過度と捉えられる批判的な書き込み• ・誹謗中傷にあたる過度な書き込み• ・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み• ・荒らし行為• ・宣伝行為•

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猫の発情期の鳴き声がうるさい!綿棒1本で対策する裏ワザ!

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猫がずっと鳴いてるのは発情期? 猫がずっと鳴いていると、発情期がきたのかな?と思ってしまいますね。 発情期になると、大きな声でずっと鳴き続けるために頭を悩ませる飼い主さんも多いでしょう。 でも、その鳴き声は 本当に発情期の鳴き声ですか? ここでは、 猫の発情期について知っておきましょう。 猫の発情期の鳴き声 猫の発情期の鳴き声は、普段聞いたことのないような鳴き声で「 ワォーン」や「 ナォーン」といったとても大きな声で鳴くのが特徴です。 オス猫よりもメス猫の声のほうが大きく、 昼夜かまわずずっと鳴いています。 不妊去勢手術を行っていても、猫によっては発情期がきてしまうこともありますが、発情期の猫の鳴き声を止めさせることは 猫にとってストレスとなるため、そのまま見守ることしかできません。 発情期の期間 猫の発情期は、春先や秋頃の年2~3回が一般的ですが、室内飼いされている猫に 季節は関係ありません。 室内の蛍光灯などに1日14時間以上当たっている場合では 発情期が誘発されるため、季節に関係なく発情期がやってきます。 また、外に発情期の猫がいても鳴き声やニオイ、気配などで誘発されて発情期となることもあります。 発情期がきてもずっと鳴いてる期間は 3日~1週間ほどなので、猫が 発情期にみられる行動を起こしながら鳴いている場合では見守ってあげましょう。 Sponsored Link ご飯が足りない・お腹が空いている 猫は、ご飯が足りない、 お腹が空いているということを訴えるためにずっと鳴くことがあります。 生命活動を維持するために 十分な栄養が摂れていないことも考えられるため、ご飯の量は適切なのか、与えているフードの栄養バランスに偏りはないかを 確認してください。 トイレが汚い 猫はとても きれい好きです。 トイレが汚れていると、 排泄を我慢してしまうこともあります。 人間と違って、猫が排泄を我慢してしまうと すぐに体調不良につながるため、 トイレが汚いことを鳴いて訴えることがあります。 猫が排泄を我慢してしまうことで引き起こされる病気は、膀胱炎や結石、腎臓病、尿毒症などがあり、どれも 重篤化すれば命に係わる病気でもあるので、トイレはいつも清潔に保ってあげましょう。 体調が悪い 猫は 体調不良を隠す動物です。 しかし、飼い主さんに 助けを求めるためにずっと鳴いていることもあります。 猫の体に何らかの異常が起こっており、 緊急を要する事態であることがほとんどですので、動物病院を受診してください。 食欲や排泄などいつもと変わりはないか、顔つきはどうか、運動量はどうかなど普段から観察しておき、少しでも いつもと違うと感じた場合は、獣医師に相談することで病気の早期発見につながります。 甘え鳴き 猫が 甘えた声でずっと鳴いてるときは、 甘え鳴きです。 飼い主さんにかまってもらいたい、遊んで欲しい、何かおやつが欲しいなどの甘えなので、 可能なときは答えてあげましょう。 ただし、 毎回甘えられたら要求を満たしてあげてしまうと、 我慢のできない猫になってしまうため、 メリハリをつけて甘えさせてあげることも大切です。 甘え鳴きをしつけることはできますが、その前に なぜ甘え鳴きをするのか考えてみてください。 スキンシップが足りていない、遊んであげる時間が少ないなど、猫に 寂しい思いをさせていることが原因であることもありますよ。 猫の鳴き声が外から聞こえる場合は? 続いては、猫の鳴き声が 外から聞こえてくる場合について見ていきましょう。 いくら自分の飼い猫ではないとはいえ、ずっと鳴いてるのは気になりますね。 発情期ならともかく、 発情期ではない鳴き声がずっと聞こえてくるときにはどんなことが考えられるのかをご紹介します。 子猫のSOS 発情期以外の猫の鳴き声で、外から聞こえてくる可能性が高いのは、 子猫のSOSのサインです。 お腹が空いた、挟まって動けない、寒い、降りられない、不安、怖い、痛いなど、さまざまな 生命に係わるSOSであることが考えられます。 親猫とはぐれてしまって 親猫に助けを求めている声ではありますが、しばらく様子を見て親猫が現れないようであれば、 救出してあげることも考えなければいけません。 溝などに挟まっていたり、どこかに落ちて登れないでいたり、高いところから降りられないのであれば、助けてあげれば自分で親猫の元に帰っていくこともありますが、そうでなかった場合のことも考えれば、素直に 動物保護団体に連絡しましょう。 保健所や愛護センターでは、一定期間後里親がみつからなければ殺処分となってしまうため 避けてくださいね。 親猫の教育中 親猫が子猫を スパルタ教育している最中にも、子猫が 親猫を呼ぶためにずっと鳴くことがあります。 そういった場合では、 近くに親猫がいることも多いため、様子を見て判断してください。 この時は、高いところから降りられない、といった場合がほとんどです。 親猫が子猫を 独り立ちさせるためにわざと子猫にさせているためのものですが、子猫のずっと鳴いてる声を聞くのは、心配になってしまいますね。

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