マルルク。 【感想・ネタバレ】劇場版「メイドインアビス

【メイドインアビス】マルルクの画像まとめ【かわいい】

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なぜレグはマルルクの性別を疑ったのか? 事の発端は、レグがマルルクに対してはなったひと言にあります。 レグ『実は僕も不思議に思ってることがあってだな…』 マルルク『なんですか?僕に答えられることならなんなりと』 レグ『 その…君は女なのか?』 このひと言が、マルルクの性別を疑問に思うきっかけになったんですよね。 では、なぜレグはこのタイミングで、マルルクの性別を疑ったのか? 監視基地で出会ってそんなに時間が経っていないにも関わらず、マルルクが男かもしれないと思うようになったのはなぜか。 まずはレグ視点で3つ、考察点を挙げていきます。 [その1]マルルクの一人称が「僕」だったから マルルクは出会ったときからずっと、自分のことを「僕」と言っていますね。 基本、 「僕」は男の子が使う一人称です。 まぁ、キャラ立てとして「僕」を使う女子もいるかもだけど、マルルクのように素直で礼儀正しい性格の子が、わざわざキャラ立てをするとは考えにくいですね。 ちなみに、 リコの一人称は「私」で、 レグの一人称は「僕」です。 これに照らし合わせると、マルルクはレグと同じ「 男の子」となります。 [その2]マルルクの髪型がショートカットだから レグは、リコに拾われるまでの記憶がありません。 なので、 物事を判断する際の「基準」は、孤児院に入ってからの体験が元になります。 で、孤児院にはたくさんの子どもがいるわけですが、ここで 男女の違いを判別するようになったと思うんですよね。 そのため、レグの中のデータベースには「 髪が長い子は女の子」という基準が蓄積されていったのではないでしょうか。 髪の長さだけでいうと、マルルクとシギーはほぼ同じ長さ もし仮にレグの中で、「 髪が短い=男の子」という判断基準がある場合、 マルルクの髪型は男子に分類されます。 その基準は、髪が肩にかかっているかどうかかもしれません。 で、マルルクの髪型って、シギーにかなり近いんですよね。 シギーの方が少し長いかも。 この髪の長さを判断基準とした場合、マルルクは「男」に分類されてしまいますね。 [その3]マルルクの声がやや低めに聞こえるから 男の子が声変わりをするのは、大体11~14歳の間と言われています。 声変わりは、第二次性徴は共にくるものです。 この声変わりをする時期は、一般的に11歳から14歳の年齢に声変わりが始まります。 声変わりが終わるのは、半年から一年です。 これは個人差があるので、早い人は3ヶ月という人もいます。 引用元:情報トレジャー マルルクは声変わり前のお年頃? マルルクが何歳なのかは分かりませんが、おそらく 10~12歳の間かなと推測しています。 理由としては、リコとほぼ同じくらいの年に見えるからです。 リコ『マルルクちゃんは私と同じくらいなのにもう青笛なんだね』 『ええ。 青笛になれるのは15歳からですが白笛の直弟子ということで特別らしいです』 なので、まだ 声変わり前だとしたら、声だけでは男か女かは判断しにくいです。 マルルクの声をよく聞くと、シギーやナットの声質に近い これもかなり聞き分けが難しいですが、 マルルクの声はやや「かすれ気味」に聞こえます。 声変わり前だからかもしれません。 で、 シギーやナットの声も大体似たような感じなんですよね。 ここでも、孤児院で蓄積されたレグのデータベースが発動し、マルルクの声質を「男」と決めてるのかもですね。 スポンサーリンク レグとマルルクの会話シーンから性別の謎を読み解く! リコがお風呂に入ってる間に、レグはマルルクの性別についての疑問をぶつけましたね。 で、リコが戻ってくるまでに 意味深な会話をしていました。 レグ『なるほど!君も大変なんだな。 お互い苦労するな』 マルルク『やだなぁレグさん。 僕そんなことされてませんよ』 このやりとりが何を指してるのか、真実は分かりません。 でも、会話の雰囲気から、 身体検査について話してたんじゃないかと思います。 レグはリコから全身をくまなく検査されてますからね(笑)。 マルルクはリコの風呂上がり姿を直視できなかった リコの風呂上がり姿(服着てない)を見て、マルルクとレグは赤面しました。 男の子であるレグと同じ反応をしたということは、やはりマルルクも男の子です。 だって、マルルクが女の子だとしたら、リコの姿を見ても全然慌てないでしょうから。 マルルクがメイド服を着てるのはオーゼンの「愛情」か? さて、最後に触れておきたいのが「 なぜマルルクがメイド服を着てるのか?」という疑問について。 だって、マルルクがメイド服を着ていなければ、性別の判断で迷うことなかったですから(笑)。 でも、 「メイド服を着る意味」というのが、ちゃんとあると思うんですよね。 メイド服は「家事」をするための服装。 探窟するには不向きすぎる メイド服は、基本的に 家事をするときに着用する服装です。 なので、マルルクは家事をメインでやってるわけですが。 逆に言うと、 探窟するにはめっちゃ不向きな服装なんですよね。 あんなヒラヒラなスカートを穿いて、険しい岩道を登ったりモンスターから逃げたりするのは無理ゲーでしかありません。 ということは、 オーゼンはマルルクを「危険な場所」に行かせたくないのではないでしょうか? あのメイド服をオーゼンがマルルクに着させている、という前提がありきの考察ですが。 スポンサーリンク おわりに マルルクの性別問題についてここまで書いてきましたが、ぼくとしては可愛ければどっちでもいいです(笑)。 可愛いは正義、ですからね! まぁでも、 リコはマルルクの性別について1ミリも疑ってませんでしたね。 ずっと「 マルルクちゃん」と呼んでたので。 それにしても、マルルクがこれから大人になったとして、あのメイド服は何歳まで着るんでしょうかね? さすがに、20歳超えるとキツイもんがありますよ(笑)。 その頃には、オーゼンのような服を着るようになるのかな。 それとも、メイド服で貫き通すのか。 こちらは別記事にてガッツリと考察してるので、あわせて読んでいただけると嬉しいです! アニメ好きなら登録しておきたい動画配信サービス 近年増え続けていて、今では40以上もあるVOD(動画配信サービス) その全てのアニメコンテンツ充実度を毎クールチェックしている私が、 アニメ好きなら登録しておきたいVODを紹介します。 dアニメストア 月額料金 400円(税抜) 無料期間 初回31日間無料体験あり 見放題アニメ作品数 3100作品以上 見放題アニメの数は、 3100作品以上 過去作はもちろん最新作も網羅性が高く、最速配信にも力が入れられているサービスです。 月額料金もコンビニ弁当1個分ぐらいと、かなり良心的な設定でコスパ最強です。 TVで視聴できない最新作が多い地方住みの方、色んなアニメを見てみたい・見返したい方に強くおすすめします。 アニメ目当てで他のVODに登録している方は、dアニメストアに乗り換えた方が良いですよ。 NETFLIX 月額料金 800円~(税抜) 無料期間 なし 見放題アニメ作品数 約400作品 備考 全体の見放題作品数は約6000 アニメの数は多くないものの、最新作の独占配信やオリジナルアニメ制作に力を入れているサービスです。 Netflix社の潤沢な資金で、海外ウケを考えたシリアス作品や、今のテレビ事情では放送しにくい攻めた作品が次々と生み出されています。 TVでは放送されない日本産アニメも多いので、アニメ好きであれば押さえておきたいVODですね。 質アニメ好きに強くおすすめしておきます。 反映に時間がかかることもあるのでご了承下さい! Twitterのフォローもよろしくお願いします! 当サイトでは、様々なアニメをより深く楽しめるように考察・解説しています。 最速で更新情報を発信していますので、フォローよろしくお願いします! — 春夏秋冬アニメ考察・解説・感想ブログ anideep11 -----【小鳥遊】----- -----【ロシアスキー】----- -----【gato】----- -----【タカシ】----- -----【単発記事】----- 歴代執筆作品一覧• アーカイブ•

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「メイドインアビス」6話動画の感想 マルルク登場!性別はどっちなのか

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4chan : Anonymous でかい 4chan : Anonymous 数値で表してみるとそこまでの差はないように見える 4chan : Anonymous 背の高さよりも変な髪型のほうが気になった。 わざわざレグにツッコませたってことは理由があるのかも。 4chan : Anonymous まさか上昇負荷で変なヘアースタイルになるとでもいうのか 4chan : Anonymous ヘアースタイルに矢を受けてしまってな 4chan : Anonymous >オーゼンの声が変 今季一番ガッカリしたところだな。 音楽、背景、戦闘(少なくともここまでは)、演出とか他の所には全く文句が無かったのに。 4chan : Anonymous 変なんじゃなくて不機嫌な演技なんじゃないの? 4chan : Anonymous >オーゼンの声が変 本気で言っているのか?俺が考えていたオーゼンの声とアニメの声はピッタリだった。 逆に聞くがみんなはどんな声を想像していたんだ? 4chan : Anonymous もっと力の抜けた感じの声を想像していた 4chan : Anonymous 俺だったら能登 麻美子にしたな 4chan : Anonymous 声は良かったと思う。 ただ普通の事を喋っているときでは怪しい演技をする必要はないんじゃないか?とは思った。 4chan : Anonymous 正直に言うと、先週の最後の一言だけだったらイマイチだった。 でも今週の声を聴いて考えが改まった。 イメージ通りの声だった。 4chan : Anonymous 黒笛が凄くて、白笛はもっと凄いというのはここまでの話でまあ分かった。 しかしそれ以下(月笛、青笛、赤笛)の違いがよく判らないな。 月笛は強いのかと思ったら先週2層目で食べられていたし。 4chan : Anonymous 鈴付き=赤ちゃん 赤笛=ザコ 青笛=普通 月笛=玄人 黒笛=精鋭 白笛=最強 こんな感じで理解している 4chan : Anonymous 鈴付き=生まれたて 赤笛=訓練生 青笛=新人探窟家 月笛=一人前 黒笛=達人 白笛=伝説 こんな感じじゃなかったっけ? 4chan : Anonymous 鈴付き=幼稚園児 赤笛=中学生 青笛=高校生 月笛=大学生 黒笛=博士号 白笛=ビルゲイツまたは歴史に名を刻んだ糞野郎たち 4chan : Anonymous >黒笛=博士号 >白笛=ビルゲイツまたは歴史に名を刻んだ糞野郎たち 黒笛と白笛の間が空き過ぎていると思ったが実際このぐらい差があるかもな 4chan : Anonymous マルルクって男の子なの?女の子なの? 4chan : Anonymous 男の娘だよ 4chan : Anonymous つくし先生は言っていた。 「男の子だって乳首は女の子なんですよ」と。 つまりはこれが答えなのだ。 4chan : Anonymous オーゼンはなぜマルルクに女の子のドレスを着せているのか? 4chan : Anonymous ライザの面影を求めて 4chan : Anonymous 男だけど俺もメイド服着たい 4chan : Anonymous 最初見たときマルルクはレグと一緒のロボットなんだと思っていた。 つまりレグの質問は「性別はどっち?」じゃなくて「人間なのか?」という意味だと思っていた。 4chan : Anonymous 何を言っているんだ。 ロボットにも性別はあるだろう。 あるよな? 4chan : Anonymous リコのお尻が大変なことになってる。 尻の穴どこいった。 4chan : Anonymous 俺が破壊しておいた。 不要だからな。 4chan : Anonymous 彼女の死を暗示しているに違いない 4chan : Anonymous >お尻の穴が無い=ウンコをしない 理想的な女の子の体だ 4chan : Anonymous >お尻の穴が無い=ウンコをしない ゲロは吐くけどな 4chan : Anonymous >お尻の穴が無い=ウンコをしない 探窟家はゲロを吐いてばかりいるので尻の穴が退化しているのです 4chan : Anonymous 今週だけでゲロと小便は実行済みで、残るは大便のみだったからな。 アニメスタッフが尻の穴を無くさなければ危い所だった。 4chan : Anonymous それであの動く死体は何だったんだ? 4chan : Anonymous 未来のリコの姿だ 4chan : Anonymous マルルクの真の姿だよ 4chan : Anonymous プロセスチキンだ 4chan : Anonymous 夕食に出てきたシチューの具材はそいつだったのでは? 4chan : Anonymous オーゼンがリコに意地悪するのは何故?リコのママが嫌いだから?それともリコを運ぶ時に何かあったとか? 4chan : Anonymous リコがさらに下層に潜らないように(つまり死なないように)敢えて厳しくしているんじゃないのかな 4chan : Anonymous というかオーゼンってそこまで意地悪かな?ただ単純に真実を述べてるだけってことはないかな? 4chan : Anonymous 自分の家のショタをNTRられないためには当然の措置だろう。 4chan : Anonymous まさか白い箱の説明もなく今週が終わってしまうとは 4chan : Anonymous このアニメ、30分経つのが早く感じる 巨木を丸々使ったログハウス(ツリーハウス?)いいよね.

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劇場版『メイドインアビス 深き魂の黎明』は諸般の事情により『マルルクちゃんの日常』に変更!?

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『死にたくない』だなんてバカらしい考えはしたことないよ。 そんなことに思考を取られてるうちにパクリ。 そのバカな頭から食われちまうもんさ。 ここは、アビスは、そういう世界だよーー。 びくりと体が揺れて、意識が一瞬のうちに覚醒する。 突然光を拾った目が痛んでうまく開けられない。 痛みに抗うように少しずつ目を開けたり閉じたりして慣らしていくと、目の前にはさまざまなレバーの付いた大きな望遠鏡があらぬ方向を向いて立っているのが見えてきた。 「いけない!」 いろんなレバーをガチャガチャと動かして、時には回しながら、望遠鏡を元の方角へ戻してやる。 急いだのと焦ったのとで息が上がってしまった。 肩で息をしながら望遠鏡を覗くと、下方に男が3人居るのが見えた。 ギョッとして、これまた急いでゴンドラを降ろす作業をする。 ーーずいぶんお待たせしてしまっていたら申し訳ない。 いや、それよりお師さまに叱られる!ーーそう思いながら、突然起きたせいで光にやられた目には、それだけじゃない涙を浮かべていたのだった。 その頃、お師さまと呼ばれて慕われ 恐れられる 白笛のオーゼンは、束の間の休憩に、乾燥させたトコシエコウの花を散らしたお茶を飲んでぼんやりと窓を見ていた。 すると窓の外に男が3人現れたのが見えた。 「全く……折角のお茶がロクデナシのせいで冷めるじゃないか。 」 ため息と共に独り言を吐いて、猫背の背骨を正しながらゆっくりと立ち上がった。 どうやら折角の休憩は大して休んでもいないのにここで終わりのようだ。 しかし、背骨の伸びた長身は、そこで立ち上がったまま止まってしまった。 いつもはこうして誰かが来れば、青いかわいらしい姿がゴンドラを降ろしていいか許可を取りに来るのに、オーゼンに何の許可もなくゴンドラがハイスピードで降りていく。 オーゼンは、ここ監視基地 シーカーキャンプ の防人である。 彼女は、地伏せりと呼ばれる自分の探窟隊と共に監視基地に駐屯し、監視基地のある2層から更に下の層へ行く探窟家や、沢山の異物を背負って地上に帰る探窟家を監視し、時には宿を提供している。 当然アビスには盗掘を目的とした海外のならず者もいる訳で、オーゼンの許可なく監視基地に招き入れることなどご法度である。 それなのに窓の外では、男たちがゴンドラに乗り込んで、まさに今上昇を始めた所だった。 「私の弟子はいつからボンクラになったんだい……?」 オーゼンはたっぷりのため息と独り言を再び吐いて、根の生えた足をやっとゴンドラの方へと動かしたのだった。 ゴンドラが監視基地に到着するのを待たずに、駆け足で急いでお出迎えに行った青い髪のかわいらしいスカート姿の子、マルルクはいつもは先にそこにある長身の影がないことにギョッとした。 ーーお師さまに許可なくゴンドラを出してしまった!なんてことーーマルルクは先にも増して焦り出した。 ーーこのゴンドラに乗せた3人の笛を確認しただろうか、いや、していない。 ならば笛を持たないならず者かもしれない。 となると、ゴンドラが着いた瞬間に殺されるかもしれない。 ならどうするーーいっぱいいっぱいにも関わらず冷静な働きをする頭に反して、目からは涙が溢れてくる。 居眠りをしてしまったこと、笛の確認をしなかったこと、許可なくゴンドラを降ろしてしまったこと。 それらマルルクの非が監視基地の安全を壊してしまうという罪悪感が小さな体に耐えきれない。 ポロポロと涙を流しながらも、ゴンドラの前に体を構えた。 せめて自分が犠牲になる間だけでも時間稼ぎにはなるだろうと踏んでの覚悟だった。 ゴンドラが着くまでは長い時間に感じられる。 ゆっくりゆっくり登ってくるゴンドラが見えてきて、マルルクはグッと拳を握った。 そしてついにゴンドラが小さなマルルクの前に到着した。 オーゼンはゆったりとした足取りでゴンドラの方へと階段を上っていた。 彼女の動きは、弟子のマルルクの焦りを知っていて、マルルクを弄ぶかのようにゆっくりとしているように見える。 しかしその顔は無表情である。 実のところオーゼンは、マルルクの初めてのこの失態をどう捉えていいか考えながら歩いていた。 マルルクは日光に弱く地上で生活することができない。 なので、マルルクを拾って以降オーゼンはこの2層の最奥地にある監視基地に腰を据え、マルルクを弟子として鍛えてきた。 マルルクは芯が強く聡明で、要領も良かった。 こんな失態は初めてなので、表情には出さないがオーゼンは心配だった。 マルルクは体調が悪いのではないか、何か悩み事があるのではないかーー色々と考えてはため息となって流れていく。 「全く。 こんな失態、裸吊じゃすまないねぇ。 」 それでも口から出る独り言はこう捻くれたものだった。 そのうちに外の明かりが見えてきた。 あと数歩で外、ゴンドラの着く桟橋のような台が見えてくるはずだ。 オーゼンは焦る様子もなくゆったりと外へ出て行った。 ゴンドラを目の前にしたオーゼンの真っ黒な目にゆっくりとスローモーションで入ってきたのは、果たして地獄絵図だった。 「マルルク……!!」 オーゼンは呆然と立ち尽くした。 繊細な意匠が施されたゴンドラのドアが緩慢な動きでギイと音を立てて空いた。 マルルクは緊張する。 恐らくこの狭い台の上ではマルルクの小さな体が有利だ。 冷静に。 お師さまの教えを思い出すんだ。 一発目が肝心ーーマルルクの緊張が最高潮に達した時、男達はゴンドラから出てきた。 やけにゆっくりしているように感じられる。 男達はゴトンゴトンと木の床に己の重い長靴の音を響かせてマルルクへと向かい出す。 マルルクはグッと拳を握り直して男達を見た。 「今だ!!」 マルルクは、ただやられることを良しとしなかった。 やられる前にやる。 その行動力を小さな足に集中させてダッと駆け出した。 「マルルク……!!」 オーゼンは思わず声を出してしまった。 ゆっくりとスローモーションでオーゼンの脳内に飛び込んできたもの、それは、フリルの付いたスカートをから繰り出される容赦のない爪先蹴りが、真ん中に立って両手を広げている黒衣の男の股間にクリーンヒットしたところだった。 「おや、ぐぁ……!う……!」 これぞ師匠オーゼンの指導の賜物である。 男はその場にうずくまって震えた。 えずいてさえいる。 探窟家の履いているブーツの爪先には鉄の板が入っている。 マルルクはかわいらしいスカート姿ではあるが白笛の弟子である。 マルルクのブーツとて例外ではない。 よって、いくら股間を守るプロテクターを着けているとはいえ、臓器を鉄で殴られた男の痛みは想像を絶する。 「ふ……さ、さすが不動卿の、お……お弟子さんです。 かわいらしい、スカートから……の見事な蹴り……す、素晴……ふ、すば、ば、……」 男は背中を丸めてうずくまったまま震えて動かなくなってしまった。 「旦那〜、言ってる場合っすか〜」 気の抜けた声が、うずくまった男のはるか頭上から聞こえてきた。 マルルクはオーゼンとそう大差のない身長の大男を見上げてギョッとしたが、その目線がふらふらと黒い笛を認め、さらにもう一度大男の顔を見上げて、マルルクは心臓まで固まってしまった。 顔は黒い仮面で隠されているのである。 「ひっ!!あ、アンブラハンズの……!!ぼっボクはな、なんてことを!!」 マルルクはもう命はないことを悟って青ざめた。 膝から力が抜けてその場にペタンと座り込む。 失禁でもしそうな勢いである。 黒い特徴的な仮面は祈手 アンブラハンズ という、黎明卿、白笛のボンドルドの探窟隊が着けているものだ。 ということは、『旦那』と呼ばれて今うずくまっているこの男はーー 『死にたくない!』 その思いだけがマルルクを支配した。 さっきまで冴えていた脳内はもう使い物にならない。 いっぱいいっぱいになった頭の中のぐちゃぐちゃが涙となって流れ出す。 そこへオーゼンが手を叩きながら現れた。 「マルルク、良くやったよ。 さすが私の弟子だねぇ。 許可なくゴンドラを引き上げたこと、その他の失態はこのロクデナシへ前蹴りしたことで帳消しだよ。 」 「お、お師さま……!!」 マルルクは、オーゼンが現れたことで心底生きた心地がしなかった。 オーゼンは昨今見ないほど嬉しそうにニヤニヤとしている。 「でも、お師さま!ボクは、居眠りをしてしまって、うう、ボクはぁ、うっ、白笛のぉ……うう、黎明卿の、き、金玉がぁ……!!」 「何を言っているんだい、マルルク。 私の弟子はいつからこんなポンコツになったんだい?」 「お師さまぁああ!!」 「まあいいさ、後で話は聞かせてもらうからね。 」 オーゼンはくるりと振り返って監視基地の中へと帰っていってしまった。 楽しくて仕方がない様子で、階段を降りる足は先ほどとは違って軽やかだ。 口角は上がる一方で、漆黒の目はこれ以上なく細められている。 向かう先は私室の酒の保管庫。 今日は美味しい酒が飲めそうである。 一方取り残されたボンドルド一行とマルルク。 こちらは、 「黎明卿の金玉……黎明卿の、ぷっ、金、玉。 特級遺物、黎明卿の、ふふっ、金玉……」 などとプスプスと笑いながら呟く仮面の大男と、 「す、すば、ふ……すば、ば……」 とバグを起こしてうずくまる黒衣の男、その背中を無言でさするもうひとりの祈手、その目の前でぐすぐす泣くマルルクという地獄絵図が更新されていた。 果たして、マルルクは結局裸で吊られることになるのだが、それはボンドルドの後ろにいた2名の祈手への攻撃を怠ったことへの罰だった。 『死にたくない』と恐怖した瞬間、マルルクの罰は決まっていたのだった。 「だから言っただろう。 マルルク、私は優しいから何度でも教えてあげるよ。 『死にたくない』なんて馬鹿なことを考えなかったからロクデナシに前蹴りをくらわせられたんだろう?その次はどうだい。 全くなってないね。 祈手だと分かったら余計に重いのくらわせなきゃあダメじゃないか。 次はできるね、マルルク」.

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