うつ 病 鍼 治療。 鍼灸でうつ回復?効果・効能は?【うつ病予防&治療法】

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うつ 病 鍼 治療

うつ病に対する鍼灸治療 うつ病には、頭痛、食欲不振、肩こり、腰痛など、さまざまなからだの異常を伴います。 脳に直接作用する鍼治療と、からだの異常を取り除く鍼治療をします。 脳に直接作用する鍼治療 脳に直接作用する鍼治療は、腕や脚のツボを用います。 鍼を刺す場所は比較的少ないです。 場合により、頭に直接針を刺すこともあります。 頭はすぐに骨がありますので、危険でもなく、怖くもありません。 筋肉と神経の両方からアプローチすることが大切です。 からだの異常を取り除く鍼治療 からだの異常を取り除く鍼治療は、その時の状態によって変えていきます。 筋肉の奥深くまでさすこともあれば、ごく浅くしか刺さないこともあります。 刺す場所の数もその時により異なります。 鍼灸治療がうつ病に良い医学的根拠! 脳の神経が傷ついたり、数が減少するのは、ストレスにより交感神経の過緊張が起こり、血液の流れが悪くなり、神経細胞が酸素不足に落ちるからです。 鍼治療は、脳の血流量を増やす働きがあります。 ストレスによる交感神経の過緊張をほぐします。 からだのさまざまな異常を取り除くことでも、交感神経の過緊張を緩め、筋肉の血流を改善しますので、脳へ行く血液量が増えます。 脳へ行く血液量が増えますと、酸素不足が解消され、神経の傷が治り、神経の新生(発生)をする働きが活発となり、神経の数が不足するということが改善されます。 脳に作用する鍼治療は、セロトニンやノルアドレナリンを増やすことが分かっています。 鍼灸治療の効果 脳の神経の傷が治り、神経の数が増えますと、神経間の情報伝達が正しく行われます。 脳の神経伝達物質である、セロトニンやノルアドレナリンが増えることにより、神経間の伝達が正確になります。 うつ病が生じる要因とされている2つの方向性に、鍼治療は働きかけることができ、症状が改善さていきます。 ここにも鍼灸治療の2面性という特徴が現れています。 また、鍼治療はストレスに対する抵抗力を高めますので、うつ病になり難くします。 脳の血流量を増加させることは、うつ病を改善するだけでなく、脳の働きを向上させますので、仕事や勉強の課題に対して、解決策を考える力強くなります。 セロトニン、ノルアドレナリン増加の効果で、脳内でのセロトニン、ノルアドレナリンも増やしますので、何事にも意欲的に取り組めるようになり、やる気が出てきます。 症状の根本的な原因となっているポイントと、良い状態を定着させることに重きを置くと治療がうまくいきます。 「病院で原因がわからないと言われた方」「うつの薬を飲み続けることが不安」 とお悩みの方にこそ受けて頂きたい施術です。 うつとは、脳の中でどのようなことが起こっているのか? うつ病はこころとからだを活性化するセロトニンやノルアドレナリンといった脳内神経伝達物質の減少によって引き起こされると考えられています。 うつ病患者さんの場合は普通の人に比較して、神経伝達物質の量が少なくなっています。 そのため、うつ病の治療ではくすりによって、神経伝達物質がもとの神経細胞に再び取り込まれるのを阻害して、神経伝達物質の量を正常に近い状態に戻します。 うつ病には鍼灸治療が良い理由とは? 自然治癒力とは、人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力です。 手術を施したり人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のことです。 鍼灸治療では、自然治癒力を高めるとともに、自律神経を調整することができます。 自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分けられます。 交感神経は、主にからだを動かす時に使われます。 歩く、走る、仕事を行う時は交感神経が優位に働いています。 副交感神経は、主にからだが休む時に使われます。 睡眠や、食後の胃や腸の活動時には副交感神経が優位に働いています。 この二つの神経がどちらともしっかり働いている状態が健康な状態といえます。 しかし過度の仕事や精神的ストレスは自律神経を乱します。 そのような状況を続けると自律神経失調症になります。 病院、精神科、クリニックへ行ってもなかなか治療効果が出ない方は、自然治癒力が著しく低下し、自律神経が乱れています。 特に不眠症、気分の落ち込み、からだの重だるさ、頭痛、吐き気などに治療効果が高く出ています。 自律神経失調症の鍼灸治療 自律神経失調症になると、特に原因が思い当たらないのに様々な症状が現れます。 慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感 精神的な症状としては、 イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる など症状はいろいろあります。 あなたは大丈夫?自律神経失調症チェック 該当する項目がいくつあるか、数えてみましょう。 ・めまいや耳鳴りのするときが多い。 ・または立ちくらみをよく起こす。 ・胸が締め付けられる感じがする。 ・または胸がザワザワする感じが時々ある。 ・心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある。 ・ 息苦しくなるときがある。 ・ 夏でも手足か冷えるときがある。 ・ 胃の調子が悪 いときが多い。 (お腹がすかない・胸やけなど) ・ よく下痢や便秘をする。 または便秘と下痢を繰り返す。 ・ 肩こりや腰痛がなかなか治らない。 ・ 手足がダルイ時が多い。 ・ 顔だけ汗をかく。 または手足だけ汗をかく。 ・ 朝、起きる時に疲労を感じる。 ・ 気候の変化に弱い。 ・ やけにまぶしく感じる時がある。 ・ 寝ても寝ても寝たりない。 ・ 怖い夢をよく見る、または金縛りにあう。 ・ 風邪でもないのに咳がよく出る。 ・ 食べ物を飲み込みつらい時かある、喉に違和感がある。 呂律が回らない時がある。 0-1個 自律神経に狂いはなさそうです。 自律神経の乱れは鍼灸治療がおすすめ!呼吸法も大事です。 自律神経失調症では交感神経が過緊張状態になることで、血管が収縮し筋肉が緊張します。 また、副交感神経が働きづらくなることで内臓の働きも悪くなります。 鍼灸治療では血液の循環を改善し、筋肉を緩め、内臓の働きを整えます。 さらに、緊張した背中の筋肉は 背骨(脊柱)を引っ張り、歪ませます。 自律神経は背骨を構成する椎骨の脇から出て、全身に分布します。 よって、背骨が歪んでしまうと、自律神経の伝達がスムーズにいかなくなってしまいます。 鍼灸治療では背中の筋肉の緊張を緩め、背骨の歪みを整えやすくします。 からだの状態や症状に合わせて治療は異なります。 例えば、耳鳴りであれば耳に関係したツボを用いるし、動悸であれば心臓に関係したツボを用います。 鍼灸治療は症状に対して治療を行う対症療法が可能なので、原因がわからない病にも対応できるという利点があります。 全身をリラックスさせ副交感神経を働きやすくすることで自律神経のバランスを整え、さらに各症状に対してのアプローチを加えていきます。 また、うつ病、気分障害、自律神経失調症、睡眠障害の患者さんの大半は、呼吸が乱れています。 呼吸が浅く早い、鼻が詰まってないのに口で呼吸をしている。 時々、肋骨周りが締め付けられる感覚になる。 このような呼吸は、肩こりや頭痛が出たりします。 呼吸一つで身体の表面に影響を及ぼします。 理想の呼吸は深くゆっくりした呼吸です。 また、呼吸は自律神経との関連が高く、呼吸を整えることで自律神経も調整出来るのです。 自律神経失調症4つのタイプ ~自律神経失調症には4つのタイプがあります。 ~ 本態性自律神経失調症 子供の頃からの、元々持っている体質に原因があります。 自律神経の調節機能が乱れやすい体質のタイプです。 体力に自信がない虚弱体質の人や、低血圧の人に多く見られます。 病院で検査をしても特に異常が見つかりません。 日常生活のストレスもあまり関係しません。 このタイプの人は体質そのものに原因があります。 体質を改善するために、食事、睡眠、運動、休息などの生活習慣を見直していくとよいでしよう。 神経症型自律神経失調症 心理的な影響が強いタイプです。 自分の体調の変化に非常に敏感で、少しの精神的ストレスでも体調をくずしてしまいます。 感受性が過敏なため、精神状態に左右されやすいタイプです。 感情の移り変わりが体に症状として現れます。 心身症型自律神経失調症 日常生活のストレスが原因です。 心と体の両面に症状があらわれます。 自律神経失調症の中で、もっとも多いタイプです。 几帳両で努力家のまじめな性格の人がなりやすいです。 抑うつ型自律神経失調症 心身症型自律神経失調症がさらに進行するとこのタイプになります。 やる気が起きない、気分がどんより沈んでいる、といった「うつ症状」が見られます。 肉体的にも、頭痛、微熱、だるさ、食欲がない、不眠などの症状があらわれます。 身体の症状の陰に精神的なうつも隠れているのですが、病院へ行つても、身体症状を改善するための対症療法しか受けられず、長い間、不快な症状に苦しむ人が多いようです。 几帳面な性格や、完全主義のタイプが陥りやすいです。 自律神経失調症の治療法 症状・タイプなどにより、身体と心の両面に働きかける治療、生活環境を整えるなどのことを行う必要があります。 体質・性格・ライフスタイルの歪みにも注目して見直し改善することが必要です。 ・鍼灸、指圧やマッサージ、整体、ストレッチなどの理学療法 ・薬物療法 ・カウンセリングなどの心理療法 ・自律訓練法などによるセルフコントロール ・音楽療法やアロマテラピーなど五感に働きかける治療法 ・自己管理によるライフスタイルの見直し 自律神経失調症の原因 自律神経失調症になるとなぜ様々な症状か出るのか 自律神経は全身の器官をコントロールするため、バランスが崩れると全身の機能に支障をきたして、さまざまな症状が出ます。 最近は内科や整形外科などで検査をしても悪いところが発見されず、神経科、心療内科などの専門医を紹介してくれるケースが多くなりました。 ただし「自律神経失調症だから」と思い込んで放置し、病気の早期発見を逃してしまうケースもあるので、注意して下さい。 自律神経失調症の原因 症状が一人一人違うように、その原因もまた一人一人違います。 自律神経のバランスが乱れるのには、いろいろな原因が複雑にからみあっていると言われています。 また思春期や更年期、身体が弱っているときは自律神経のバランスが乱れやすくなります。 鍼灸治療は、兵庫県姫路市の「小林鍼灸院」がおすすめです。 兵庫県姫路市にある小林鍼灸院は、あなたの立場にたった施術を心掛けるだけではなく、他院にはない心身共にリラックス出来るような、あなたを尊重したトータルでの施術を行っています。 小林鍼灸院が皆様から信頼され続ける5つの理由!! 1. あなたがリラックス出来るような快適な施術を行います。 整骨・鍼灸・お灸・電気のセットでの施術が大人気です。 もちろん、鍼灸だけでもOKです。 アットホームな雰囲気です。 あなたの気になるところを是非ご相談して下さい。 丁寧なヒアリング・触診をしてから施術を行います。 お一人お一人に合わせたオーダーメイドの施術を付き添いで行うので、揉み返しや針による疲労が残りません。 経験豊富な女性鍼灸師も施術をしています。 女性ならではのお悩みからお子様のご相談までお受けしています。 あなたご自身の持つ、自然治癒力を引き出します。 施術によって出来た筋肉繊維のキズを治そうとする為に体の中では免疫系、循環器系、自律神経系の機能が高まります。 服用中のお薬が不要になっていきます。 土日も営業をしています。 あなたのお体が少しでも良くなればという当院の精神に基づきます。 自己紹介 開業50年以上、兵庫県姫路市南条で小林鍼灸院・接骨院をしております。 交通事故 自賠責保険 等、各種保険のお取り扱いもしております。 当院では土日診療をしており、午前8時から午後7時まで診察しております。 火曜日と祝日が休診日となります。 急患の場合は休診日であっても対応できることがあります、またお身体が不自由で通院が困難な患者さんには往診治療が可能な場合がありますので、お電話にてお気軽にご相談下さい。 腰痛 筋筋膜性腰痛症・椎間関節性腰痛症・腰椎椎間板ヘルニア初期症状 、肩こり、肩関節周囲炎、五十肩、寝違え 頸部捻挫 、スポーツ外傷 肩・肘・手首・指先・膝・腰・足首等の捻挫 、うつ病、自閉症、更年期障害、耳鳴り、眩暈 目眩 、頭痛、不眠症、坐骨神経痛、手足の冷え、不明熱 心因性発熱 、自律神経失調症、眼精疲労、筋肉痛 遅発性筋炎 、生理不順、不妊症、逆子、小児疾患の夜泣き、疳虫 かんむし にも鍼灸治療は効果が望めます。 当院では、中国鍼による鍼灸治療がお勧めです。 郵便番号670-0952 施術所 兵庫県姫路市南条586 電話番号079-281-9542 診療時間 午前8時~午後7時 土日診療 休診日 火曜・祝日 専用駐車場 当院敷地内に5台あり 時間外診療 お電話にてお気軽にご相談下さい。

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当院では難病のパーキンソン病の鍼灸治療に積極的に取り組んでおります。 院長は日本鍼と中国鍼の両方の鍼灸知識を持ち、両国の鍼灸の優れた技術を取り入れて、施術を行っています。 難病鍼灸治療の第一人者としてよくマスコミに紹介されてきました。 当院は中医学 中国の伝統医学 の理論に基づいて、中国最新の難病に対する鍼治療法を研究し、院長が長期間の臨床経験と研究で生みだした脳疾患のために独自の 『頭皮電針』法施術いたします。 長い間大勢のパーキンソン病の方々の鍼治療をしてきました。 鍼灸本場の中国や台湾出身の患者様も治療にきています。 定期的に鍼灸治療を受けることにより、症状の進行や急に悪化することを防ぐことが多いです。 パーキンソン病の方にとって常に一番良い治療をご提供して少しでも緩和されることに努めてます。 ぜひご相談ください。 パーキンソン病に対して鍼灸の仕組み いままで多くのパーキンソン病の臨床例をまとめてみると、パーキンソン病は鍼灸で完治させることはできませんが、鍼灸治療によりある程度の症状改善と進行を遅らせることは可能です。 また、治療は西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められています。 お薬の量を減らせたり、症状が悪化せず何年も維持されたこともあります。 中国国内の国立針灸研究所で頭皮針を使って、パーキンソン病の患者に治療の研究が行われました。 結果は、鍼灸治療は患者の脳の血液循環を改善しました。 鍼灸はパーキンソン病に原因がある黒質によい刺激を与えて、ドーパミンの分泌を促進し、患者のドーパミンの分泌量を数倍にしたことを明らかにしました。 パーキンソン病の中で特に筋固縮と無動障害に対して鍼灸治療の有効性が高いです。 病気の進行により転ぶ事が多くなり、転ぶと大けがするので鍼灸で緊張した筋肉を和らげると同時に、身体のアンバランスによる痛みを鍼灸で改善できます。 パーキンソン病は発病過程において、自律神経機能が変化を起こすため、鍼灸で自律神経を整えることや免疫力をつけることによって、患者の自然治癒力を引き出すのも一つの目的です。 まだ完治する治療法がない現在ではで頑張ってみる価値があると思います。 鍼灸は以下の症状改善が見られます (パーキンソン病に対して鍼灸治療は個人差や症状がよりますので、すべての方に効果が表れるものではありません)• 歩行困難の改善、特に早期や症状が軽い方に効果が得られやすい。 西洋医学の薬などの副作用を軽減する、薬の効く時間が長くなった。 振戦の症状が軽減した。 筋肉の緊張による肩・背中の凝りが解消された。 パーキンソン病による自律神経失調症が改善された。 姿勢のアンバランスによる腰痛や足の痺れなどが解消した。 足のむくみが緩和された。 パーキンソン病によるうつ症状が軽減した。 家族と一緒にでないと来院できなかったが、一人で通院できるようになった。 パーキンソン病のかたQOL 生活の質 が高まった。 通院されているパーキンソン病の方の代表例• 座っていると自然に身体が傾くようになった。 人より遅れて歩くようになる、まばたきの回数が減る• 手足がふるえる。 字を書くスピードが遅くなり、小さな字になる。 体の姿勢を変えようとすることがスムーズにできなくなった。 筋肉がこわばって、手や足の動きからスムーズさが失われ、固く縮んだようになる。 表情が乏しくなった。 笑顔がめったに見られない。 声がなかなかで出しにくいし、出ても小さい。 つまずきやすい。 転びやすい。 足をひきずる。 背中と肩が異常に凝る。 腰痛や足が痛くなる。 便秘、排尿障害、立ちくらみ、発汗異常といった自律神経症状がある。 気持ちが落ち込む、うつ症状もたまにでる。 人と会ったり、外出するのがいやになった。 疲れやすい 施術担当の鍼灸師 OU MOUSIN• 中国浙江省出身• 日本国家資格:鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師• 社団法人:全日本鍼灸マッサージ師会会員• 中国鍼灸協会会員• 東京医療専門学校の卒後臨床研修講座講師• 世界鍼灸学会連合会認定:国際鍼灸師• 中国医学の鍼灸臨床学講師• 国立上海中医薬大学と鍼灸学術提携 安心して治療を受けていただけるように当院のパーキンソン病に対して鍼施術は院長が担当しております。 中国でのパーキンソン病の鍼灸治療 現代中国ではパーキンソン病を針灸治療したのは1955年が最初です。 しかし、パーキンソン病の鍼灸治療はその後に試みる人はあまりいなかったのです。 70年代の中期になり、上海医科大学附属華山病院が頭部や背部などのツボに刺針してある程度効果を上げてから、徐々に針灸界が注目するようになりました。 最近十年はパーキンソン病の針灸治療に関するものが増え、それぞれの治療法ができました。 頭のツボへの頭針により脳血流が増加し、脳内の末梢循環を改善できることがわかりました。 例えば南京中薬大学王玲玲氏、何崇趙氏らによる「パーキンソン病に対する、頭針による脳血流へのよい影響」の研究発表されました。 それによりさらに高いレベルで針灸治療が行われる。 中国と日本でいままで多くの臨床例をまとめてみると、鍼灸で完治することはできないものの、ある程度症状の改善と進行を遅らせることは可能です。 また、西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められています。 パーキンソン病の鍼灸治療臨床例と考察 過去のパーキンソン病の臨床例: 1998~2013年までの15年間、大勢のパーキンソン病の鍼治療をしてきました。 当鍼灸院に通院でいたパーキンソン病の患者を統計してみました。 男性6割、女性4割です。 、中に若年性 パーキンソン・パーキンソン症候群2割がいます。 年令39~78才。 パーキンソン病と診断されて1ヶ月から最長10年です。 3月~1年の期間に一週間一回~二回ベースで鍼灸治療をしました。 中に完治する方はいませんが、進行を遅らせたり、主な症状を改善したりしました。 有効率は85%以上です。 薬を完全に飲まなくても症状が進まずに済んでいる例は15%前後、薬の量を減らしても症状が悪化せずに済んでいる例は約30%前後、残りの方は薬は併用しているが針灸治療を始めて動作がスムーズになった、または薬が切れても症状がそれほど出ないという例は30%となっています。 Hさん 68歳女性 平成9年手足に力が入らなくなり、同11年左側の手足にふるえが出始め、翌年には右側もふるえだした。 病院でパーキンソン病と診断され内服薬を処方される。 平成12年11月初診とき、「パーキンソン病」と言われ相当ショックを受けたらしく落ち込んだ表情でやってきた。 睡眠は目覚めやすく、左側の手足にむくみが出る。 なるべく薬を飲みたくないという本人の強い希望があり、週2回のペースで通院する。 鍼灸治療が合っているようで、すぐに睡眠も取れるようになり、むくみも循環がよくなることにより改善された。 「静止時は震度3くらい揺れている」というがそれでもパーキンソン病の薬を服用しないで過ごせる方を選択している。 薬を飲めば諸症状が抑えられるが、逆に症状を少し我慢することで薬を飲まないでいられるという好例を見させてもらっている。 平成17年5月現在、週1度来院しているが最近は初診の頃に比べ精神的にかなり落ち着き「2kg体重が増えた」と言っており、見た目も明るく元気である。 Wさん 67歳女性 週に1度家族の方の付き添いで遠方から車で通って来られる。 10年ほど前から「手先の細かな仕事ができなくなってきた」という。 平成9年に「パーキンソン病」と診断された。 一番辛いのは薬が切れるとふるえてしまい、足がつりそうになること。 平成14年10月の初診とき、姿勢は前傾気味で歩き出すのに時間を要する。 また右でん部に疼痛を訴えるときがある。 以前に右大腿骨を骨折したことがあり、それが原因ではないかと家族の人が心配していたが、直接的にはやはりパーキンソンの症状である筋固縮が古傷の痛みを増強していると考えられる。 ただでさえ日常動作に不自由している上に、痛みまで出てしまうのは大変である。 この場合は鍼灸で痛みを緩和または除去するように併せて治療して、パーキンソン病の患者のQOLをが少しでも向上できるようなアプローチをとっていく。 Mさん 65歳男性 平成7年6月、最初は本を持つ手が震えだし、翌年3月歩行時左足を引きずるようになり、さらに左上腕部の固縮も出始める。 平成8年にパーキンソン病と診断された。 初診は同15年2月で所見はふるえ・固縮・すくみ足・動作緩慢など。 鍼治療後は筋肉がほぐれ動きやすくなる。 日によって体調の変動があり、良い時は動作もスムーズで一人で歩くことができ、表情も柔らかい。 薬との相互作用もあるが、本人は「症状は平衡状態」と言っている。 性格的に几帳面なところがあるが、コンスタントに週1回の鍼灸治療を受け、今のところ転ぶこともなく調子はいいようである。 Tさん 66歳女性 平成4年より右手足のふるえが始まり、パーキンソン病との診断を受ける。 初診時、特に脚のふるえにより歩きにくくなるのが辛い。 ほかの症状は目覚めやすい・たまにめまいがする・頭重感・疲れやすい・便秘気味、等がある。 鍼灸治療としては、自律神経や循環を調整してこれらの症状を軽減させ、そして筋の固縮を和らげて歩きやすくすることを主眼に行う。 薬物療法は個人差もあるが、服用年数が長くなると効く時間が短くなったり、効く程度がかるくなったり、あるいは10年以上だと効きが悪くなったりすることがある。 その場合に鍼灸と組み合わせて治療を継続すれば、薬の量を維持できたり、効きを持続させたりなど、比較的よい状態を保つことができる。 この方も薬が切れると振戦が強くなるが、パーキンソン病の薬が効いている間は落ち着いており、時間はかかるが自分ひとりで大体のことはできている。 Kさん 57歳男性 平成11年5月頃より左の手足にふるえが出始め、翌年9月からは右側にもふるえが見られるようになった。 平成12年10月に病院でパーキンソン病との診断された。 平成15年6月の初診時、歩行はそれほど問題ないが、カルテの記入文字は小字、口調も小声で単調となっておりパーキンソン病特有の症状を呈している。 仕事の方はまだまだ現役で海外出張も頻繁にあり、会議でのスピーチ時などは緊張してふるえがひどくなると言う。 出張で治療の間隔が開くと疲れもたまり症状が増強するが鍼灸治療を受けると「本当に身体が軽くなる」ようで毎週1回通っている。 パーキンソン病の鍼灸治療に考察 パーキンソン病の鍼灸治療に来られるのは30~40代の働き盛りの方から70~80代の方までいますが、どの方も頭脳・意識レベルは一般の方と何変わりなくはっきりしているのに、自分自身の身体を思うように動かすことができない、または勝手に動いてしまうという大変辛い思いをしておられます。 パーキンソン病は症状が進行すると一人で行動できないために家族に対して申し訳なく思って自分を責めたりする時もあると聞きます。 パーキンソン病の治療法が確立しておらず薬物療法が主流でそれらと一生付き合うことになる、というのが現時点での実際ですが、完治することが難しくても今現在の状態を少しでも維持、継続させ前向きに生活できるようにする手段があれば、積極的に活用した方がいいと思います。 多くの症例からみるとパーキンソン病の鍼灸治療は、完治するのは難しいものの、総じて良い効果をもたらすことができると思います。 パーキンソン病の主症状以外の起立性低血圧(めまい・立ちくらみ)や便秘などの症状に対しても西洋薬をさらに飲んで身体の負担を余計に増やすこともなく、また副作用の心配もなく鍼灸で治療することができます。 パーキンソン病とは パーキンソン病は、1817年James Parkinsonによってこの病気が始めて記載されてました。 1892年Charcotはこの病気をパーキンソン病と名付けました。 中年以降になって中脳の黒質と大脳の基底核と呼ばれる部分の神経細胞の変性によって起こる疾患です。 主な症状は安静時の振戦 ・ 筋の固縮 ・ 動作緩慢 ・ 姿勢保持障害などあります。 病因 脳の中の黒質という部分の神経細胞の数が減ることが原因です。 この神経細胞は、ドーパミンという神経伝達物質を線条体という部分に送っています。 また線条体にはアセチルコリンという神経伝達物質もあり、ドーパミンとアセチルコリンをもった細胞が線条体でバランスよく働き、筋肉に運動の指令を出しています。 黒質の神経細胞の減少により、線条体に十分にドーパミンを送れなくなり、その結果、ドーパミンとアセチルコリンのバランスが崩れ、これがパーキンソン病の色々な症状の原因と考えられています。 また、この細胞の中に多数のlewy小体が出現してきます。 病の病理は黒質の変性ですが、なぜ変性するか判っていません。 西洋医学ではドーパミンを使ってパーキンソン病の症状をある程度改善できますが、進行を止めることはできません。 息が切れるような激しい運動は交感神経を興奮させることがありますので、軽い運動で心地よいと感じる程度はいいです。 近所を散歩したり音楽にあわせて簡単な体操をしたりしてよいと思います。 (二)気分転換を 不快な気分を転換する方法を考えましょう。 部屋の模様を変えたり、趣味を変えてみたり、好きな音楽を鑑賞するなど。 (三)パーキンソン病の入浴法 入浴することによって、身体を温めて、血流がよくなって、疲労感や筋肉のこわばりもある程度が軽減します。 暑いお湯を避けて、37度~38度くらいのぬるめの風呂にのんびりとつかるようにしましょう。 (四)便通をよくする パーキンソン病の人の大半は便秘がちで、自律神経のバランスが崩れやすいので、なるべくリラックスして、緊張を和らげ、胃腸の動きをよくします。 また、食物繊維が豊富な食事を取りましょう。

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うつ症の鍼灸治療|東京都の鍼灸院

うつ 病 鍼 治療

鍼治療の施術内容• 鍼について 鍼治療で用いる鍼は、ステンレス・銀・金などで作られていて、最も普及しているのはステンレスになっています。 主に使われているのは日本鍼と呼ばれるもので、大きさは一番細い0号が0. 14mmで、1号増える毎に0. 02mmずつ太くなっていきます。 日本鍼の他に中国鍼を用いることもあります。 中国鍼は比較的太く、刺した後に操作しやすいように持ちやすくなっています。 鍼は体に刺すものですので、 複数の患者に使いまわすと感染症の原因となってしまいます。 そのため 基本的には鍼は使い捨てとなっています。 店舗によっては患者用の鍼を用意し、洗浄・殺菌・消毒することで次回施術に使うこともあります。• 刺し方 日本鍼では円形の筒を利用する管鍼法という手法で鍼を刺すのが一般的です。 円形の筒に鍼を入れて「トントン」と軽く叩いて刺し入れます。 中国鍼では鍼を指で摘み、直接刺し入れます。 日本鍼の方が細いため、中国鍼よりも痛みを感じにくいと言われています。• 刺した後の施術 刺したツボや患部の状態によって施術内容は変わりますが、• 鍼を上下左右に動かす• 指で弾いて振動させる• 10分程度安静にする といった施術が一般的です。 刺した後の施術で患者がどのように感じるかを「ひびき」「得気」とよび、中国鍼治療ではこれを重要視しています。 「ひびき」がなければツボに届いていないということになります。 「ひびき」は重さ、だるさ、痺れ、気持ちよい、痛いなど人によって異なります。 一般的に日本鍼の方が痛みは少なくソフトな施術になります。 逆に中国鍼は刺したときに痛みや「ひびき」も出やすいですが、 日本鍼では効かなかった人でも効果が実感しやすいとされています。 鍼治療の効果 1997年にアメリカ国立衛生研究所NIHが公表した鍼灸で有効な傷病・症状は次の表になります。 神経系疾患 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー 運動器系疾患 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫) 循環器系疾患 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ 呼吸器系疾患 気管支炎・喘息・風邪および予防 消化器系疾患 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾 代謝内分秘系疾患 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血 生殖、泌尿器系疾患 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎 婦人科系疾患 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊 耳鼻咽喉科系疾患 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎 眼科系疾患 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい 小児科疾患 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善 他にもWHOが1979年に有効な可能性があるリストが出されるなどしています。 NIHの発表から既に10年以上経過していることもありその後様々な試験が行われ、その結果を分析することによって有効な傷病・症状は変化しています。 2013年9月に発行された科学雑誌PLOS Medicineにはうつ病に鍼治療が有効な可能性があるという研究結果が発表されるなど、 時代とともに鍼治療が何に有効なのかが変わってきています。 現在、鍼治療に鎮痛効果があるのは次のような理由だと考えられています。 ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。 エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し、痛みを抑制する。 末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。 経穴 ツボ の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。 血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。 参考URL:公益社団法人 日本鍼灸師会 鍼治療は なぜそういった現象が起こるのかといった科学的な研究が進みつつありますが、医療の現場で積極的に使われるほど医学的な根拠、再現性の高さ( どのくらいの割合で有効なのか)・他の治療法との優位性( あえて鍼治療を選ぶ必要があるのか)といった点ではまだまだ研究の余地があります。 鍼治療の後の不調 瞑眩(めんげん)、好転反応 鍼治療後に起こる痛みやダルさといった不調を感じることがあります。 施術が上手く行っていないために起こることももちろんありますが、 瞑眩(めんげん)や好転反応と言われる正常な反応である場合が多いです。 好転反応は漢方薬など東洋医学では一般的な考えです。 そのためひどい肩こりの人などは回復した結果、逆に痛みが出ることがあります。 他には施術をしてもらったところは痛くなくなったが、別の箇所が痛むようになったというのもよくあることです。 これは人間の体が同時に複数箇所の痛みを感じるのが苦手なことが原因だとされています。 つまり、 一番痛かったところを直した結果、次に痛い場所が気になるようになったということです。 日本の鍼治療(保険施術) 飛鳥時代に中国から日本へ伝わって以降、日本では多くの人が鍼治療を受けてきました。 しかし 戦後GHQによる指導の影響などから日本での鍼治療を始め、あん摩マッサージや灸治療、柔道整復術といった伝統医療は廃絶されそうになってしまいます。 そこで 各業界団体が協力し、GHQや厚生労働省に働きかけを行い、その結果、1947年(昭和22年)に「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」が公布されました。 この法律が現在の「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」につながっています。 「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律」では次のときに鍼治療の医療保険適用が認められています。 慢性病であって医師による適当な治療手段のないものであること、主として次の6疾病• 神経痛• リウマチ• 頚腕症候群• 五十肩• 腰痛症• 頚椎捻挫後遺症 かこれらと同一範疇と認められること• 医師の同意書の交付を受けて施術を受けること わかりづらいですが、 上記の6疾病に関しては慢性期でなくても保険適用が可能となっています。 もしこれらの疾病でお悩みの方で鍼治療を試してみたい方は、一度担当の医師に相談してみると良いと思います。

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