鬼 滅 の 刃 bl 鬼舞 炭。 鬼滅の刃の質問です。1巻で、鬼舞辻無惨はなぜ炭次郎の家族を殺し...

#1 もしも炭治郎が鬼舞辻無惨の妹の生まれ変わりだったら

鬼 滅 の 刃 bl 鬼舞 炭

でも名前は炭治郎です ・炭治郎が鬼側にいます。 でも名前は炭治郎です ・炭治郎が鬼側にいます。 簡単に言うと無惨様に育てられました ・冨岡さんと煉獄さん、無惨様の口調が迷子 ・鬼舞炭ではありますが今回は義炭含むのかな…? ・捏造過多、笑っちゃう程に原作に沿ってません ・禰豆子含む他の兄弟はいません ・続きものですので、その1を一読して頂けますと幸いです 読んだあとの苦情は受け付けません! しのぶに安定剤を射たれたものの暫くして眼を覚ました炭治郎は失われた上弦の陸である堕姫と妓夫太郎を悼んだ 「私がもっと強かったら堕姫も妓夫太郎も守れたのかな…」 兄弟のように慕っていた二人の鬼の事を思い出し、涙が出てくる。 しかし、泣いたって何も変わらない、失われた命は回帰しない。 そんなことは分かっている、でも考えずにはいられなかった。 「無惨さまに会いたいなぁ…」 「うむ!それは無理な話だ!君がここから出ることは許可されていない!」 「えっ誰!?」 顔を上げると快活そうな男性が庭に立っていた 気配も無く、炭治郎の体質である嗅覚でさえ気付かず 炭治郎はひどく驚いた 「鬼殺隊、炎柱!煉獄杏寿郎だ!」 「あ、はい…こんにちは」 「冨岡が任務に出ているのでな、俺が君の監視を任されたのだ!」 そう言うと炎柱、煉獄杏寿郎は縁側に座った 「私はどこへも逃げませんよ。 ここで逃げても得策ではないし、あの方はもう私を見放していると思います…。 」 「しかし、奴は君のことを探しているらしい!上弦ではない鬼でさえ、君のことを探していた!」 「うそ…」 「嘘ではない!現に俺も鬼と対峙した際に聞かれたしな!率直に聞こう!君は奴の何なのだ?部下か?それとも…」 「私はただの"餌"です。 特別な血を持つから側に置かれていた、それだけです」 「なるほど、稀血か!稀血を持つ者を喰らうと強くなると言われている!しかしそれならば君は既に喰われているはずだ。 鬼にもなっていない、喰われてもいない、君は奴の特別な存在と見受けた!」 「鬼になってないのは、稀血とやらが飲めなくなるからなのではないかと思います。 兎に角、私はもうこれ以上のことを話しません。 」 「ふむ…使いたくなかったが、自白剤という手もある。 胡蝶に頼んで今度持ってきてもらおう」 脅しとも取られる発言は炭治郎の心をひどく焦らせた どのみち薬や巧みな話術での誘導で話さなければいけないのなら、舌をかんで自害したほうがマシなのでは…と思ったのだ。 しかし炭治郎はどうしても死ぬ前に今一度、一目だけでも無惨に会いたかったのだ。 「君は何故そこまで頑なに鬼を、奴を庇う?奴等は人を殺め喰らう醜い生き物だろう。 君の親御も奴に殺されたのではないのか?」 「…確かに私の両親はあの方に殺められたのだと思います。 あの方は私を育ててくださいました。 感謝こそすれ恨んだ事などありません。 」 「君は奴に洗脳されているんだ。 俺たち鬼殺隊が君を必ず守ると約束しよう。 君を奴から解き放つ為に、協力してくれないか?」 「お断りします。 私はあの方にどのように利用されたとしても、私はあの方に尽くします」 「何を話している」 炭治郎が熱くなっていた時、第三者の静かな声が響いた 「おお!冨岡か!なに、この少女が頑なに鬼舞辻のことを話さないのでな!そろそろ胡蝶に自白剤を貰おうと考えてたところだ!」 「薬を貰う前に舌を噛んで自害しそうな顔だな。 」 「むぅ…」 「別に逃げも隠れも死にもしません。 私はあの方に会うまで生き延びてみせます」 炭治郎はふんっとそっぽを向いた 「話し合いは決裂したようだな。 」 と、その時、煉獄の鎹鴉が任務を告げた 「ではそろそろ俺はお暇しよう!次会ったときは鬼舞辻のことを話してくれるといいんだがな!」 「話しません!」 炭治郎がそう言うと煉獄は屋敷を後にした。 「私の"眼"を端たの鬼に付け囮にして鬼狩り達を誘き寄せていますが、しかしまだ柱と遭遇していません。 」 「童磨を向かわせろ」 「承知しました。 」 琵琶を鳴らすと上弦の弐である童磨が何処からともなく現れた。 「お呼びですか?」 「お前の信者を巻き込んででも炭治郎を探せ。 」 無惨は態度には出さないが、強力な力を持つ稀血で自分に忠実であり、可愛がってきた炭治郎を失い焦っているのを童磨は何となく感じていたが口に出したら完全に殺されることが分かっていたので言わなかった。 「御意」 二つ返事をすると童磨はまたしても一瞬で消え炭治郎を探しに行った。 今までは無限城で無惨と上弦の鬼としか接して来ず、初めて出た外は遊郭という閉ざされた空間であったがそこでも堕姫と妓夫太郎がいた。 しかし今の状況は全く知らない場所、人間、そして自分に向けられる不快な視線と匂いが炭治郎の調子を弱らせていた。 炭治郎自身の精神が弱くなると定期的に監視に来る冨岡との会話も無くなり、時折来る煉獄やしのぶに誘導尋問されそうになったりなどして多大なストレスが炭治郎を蝕んでいった。 「 今日も何もしてないのに疲労感が消えない…もう嫌だ、帰りたい、皆に会いたい。 心なしか痩せ細ってきた気もする。 「…う……ん……?」 「いつまで寝ている。 出掛けるぞ」 声かけで意識が浮上したものの「出掛ける」の言葉に まだ夢の中なのかと勘違いしそうになる 「え…出掛けるってどこへですか?」 「胡蝶の所だ。 最近のお前は見るに堪えない。 暫く胡蝶の所で療養させる」 「 意外と優しいんだなぁ… 」 なんてまるで他人事のように考えてしまうが、確かに最近は身体を起こすのも食事を作る、食べるのも億劫だった。 立とうとするもふらつきもあり、結局、冨岡に抱えられて蝶屋敷へと向かった。

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#腐滅の刃 #鬼舞炭 鬼のお姫様 その肆

鬼 滅 の 刃 bl 鬼舞 炭

でも名前は炭治郎です ・炭治郎が鬼側にいます。 でも名前は炭治郎です ・炭治郎が鬼側にいます。 簡単に言うと無惨様に育てられました ・冨岡さんと煉獄さん、無惨様の口調が迷子 ・鬼舞炭ではありますが今回は義炭含むのかな…? ・捏造過多、笑っちゃう程に原作に沿ってません ・禰豆子含む他の兄弟はいません ・続きものですので、その1を一読して頂けますと幸いです 読んだあとの苦情は受け付けません! しのぶに安定剤を射たれたものの暫くして眼を覚ました炭治郎は失われた上弦の陸である堕姫と妓夫太郎を悼んだ 「私がもっと強かったら堕姫も妓夫太郎も守れたのかな…」 兄弟のように慕っていた二人の鬼の事を思い出し、涙が出てくる。 しかし、泣いたって何も変わらない、失われた命は回帰しない。 そんなことは分かっている、でも考えずにはいられなかった。 「無惨さまに会いたいなぁ…」 「うむ!それは無理な話だ!君がここから出ることは許可されていない!」 「えっ誰!?」 顔を上げると快活そうな男性が庭に立っていた 気配も無く、炭治郎の体質である嗅覚でさえ気付かず 炭治郎はひどく驚いた 「鬼殺隊、炎柱!煉獄杏寿郎だ!」 「あ、はい…こんにちは」 「冨岡が任務に出ているのでな、俺が君の監視を任されたのだ!」 そう言うと炎柱、煉獄杏寿郎は縁側に座った 「私はどこへも逃げませんよ。 ここで逃げても得策ではないし、あの方はもう私を見放していると思います…。 」 「しかし、奴は君のことを探しているらしい!上弦ではない鬼でさえ、君のことを探していた!」 「うそ…」 「嘘ではない!現に俺も鬼と対峙した際に聞かれたしな!率直に聞こう!君は奴の何なのだ?部下か?それとも…」 「私はただの"餌"です。 特別な血を持つから側に置かれていた、それだけです」 「なるほど、稀血か!稀血を持つ者を喰らうと強くなると言われている!しかしそれならば君は既に喰われているはずだ。 鬼にもなっていない、喰われてもいない、君は奴の特別な存在と見受けた!」 「鬼になってないのは、稀血とやらが飲めなくなるからなのではないかと思います。 兎に角、私はもうこれ以上のことを話しません。 」 「ふむ…使いたくなかったが、自白剤という手もある。 胡蝶に頼んで今度持ってきてもらおう」 脅しとも取られる発言は炭治郎の心をひどく焦らせた どのみち薬や巧みな話術での誘導で話さなければいけないのなら、舌をかんで自害したほうがマシなのでは…と思ったのだ。 しかし炭治郎はどうしても死ぬ前に今一度、一目だけでも無惨に会いたかったのだ。 「君は何故そこまで頑なに鬼を、奴を庇う?奴等は人を殺め喰らう醜い生き物だろう。 君の親御も奴に殺されたのではないのか?」 「…確かに私の両親はあの方に殺められたのだと思います。 あの方は私を育ててくださいました。 感謝こそすれ恨んだ事などありません。 」 「君は奴に洗脳されているんだ。 俺たち鬼殺隊が君を必ず守ると約束しよう。 君を奴から解き放つ為に、協力してくれないか?」 「お断りします。 私はあの方にどのように利用されたとしても、私はあの方に尽くします」 「何を話している」 炭治郎が熱くなっていた時、第三者の静かな声が響いた 「おお!冨岡か!なに、この少女が頑なに鬼舞辻のことを話さないのでな!そろそろ胡蝶に自白剤を貰おうと考えてたところだ!」 「薬を貰う前に舌を噛んで自害しそうな顔だな。 」 「むぅ…」 「別に逃げも隠れも死にもしません。 私はあの方に会うまで生き延びてみせます」 炭治郎はふんっとそっぽを向いた 「話し合いは決裂したようだな。 」 と、その時、煉獄の鎹鴉が任務を告げた 「ではそろそろ俺はお暇しよう!次会ったときは鬼舞辻のことを話してくれるといいんだがな!」 「話しません!」 炭治郎がそう言うと煉獄は屋敷を後にした。 「私の"眼"を端たの鬼に付け囮にして鬼狩り達を誘き寄せていますが、しかしまだ柱と遭遇していません。 」 「童磨を向かわせろ」 「承知しました。 」 琵琶を鳴らすと上弦の弐である童磨が何処からともなく現れた。 「お呼びですか?」 「お前の信者を巻き込んででも炭治郎を探せ。 」 無惨は態度には出さないが、強力な力を持つ稀血で自分に忠実であり、可愛がってきた炭治郎を失い焦っているのを童磨は何となく感じていたが口に出したら完全に殺されることが分かっていたので言わなかった。 「御意」 二つ返事をすると童磨はまたしても一瞬で消え炭治郎を探しに行った。 今までは無限城で無惨と上弦の鬼としか接して来ず、初めて出た外は遊郭という閉ざされた空間であったがそこでも堕姫と妓夫太郎がいた。 しかし今の状況は全く知らない場所、人間、そして自分に向けられる不快な視線と匂いが炭治郎の調子を弱らせていた。 炭治郎自身の精神が弱くなると定期的に監視に来る冨岡との会話も無くなり、時折来る煉獄やしのぶに誘導尋問されそうになったりなどして多大なストレスが炭治郎を蝕んでいった。 「 今日も何もしてないのに疲労感が消えない…もう嫌だ、帰りたい、皆に会いたい。 心なしか痩せ細ってきた気もする。 「…う……ん……?」 「いつまで寝ている。 出掛けるぞ」 声かけで意識が浮上したものの「出掛ける」の言葉に まだ夢の中なのかと勘違いしそうになる 「え…出掛けるってどこへですか?」 「胡蝶の所だ。 最近のお前は見るに堪えない。 暫く胡蝶の所で療養させる」 「 意外と優しいんだなぁ… 」 なんてまるで他人事のように考えてしまうが、確かに最近は身体を起こすのも食事を作る、食べるのも億劫だった。 立とうとするもふらつきもあり、結局、冨岡に抱えられて蝶屋敷へと向かった。

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#腐滅の刃 #鬼舞炭 鬼のお姫様 その陸

鬼 滅 の 刃 bl 鬼舞 炭

『鬼殺隊に会って無惨を庇う炭治郎の話』 無惨は柱を含む鬼狩りに囲まれていた。 鬼殺隊、鬼を狩り鬼の頭領である鬼舞辻無惨を討つための組織。 柱はその組織の中で実力を認められた人間に送られる称号だった。 夜も更けたこの町の大通りは静かで、無惨と鬼狩りしかいなかった。 日輪刀。 鬼を切るための刀。 その刀の切っ先は無惨へと向いている。 目の前には炎と水の柱がいる。 後ろには柱ではない炭治郎とそう年齢の変わらない餓鬼二人。 一人は猪のよく分からない被り物を被っている。 まさかこんな街中で鬼殺隊と……柱と遭遇するとは思っていなかった。 いつも通りに沢山の顔をこなして疲れと空腹を癒すために裏路地のゴミよりまだマシな人間を喰った後だった。 たまたま他の任務でこの町を通過しただけの鬼狩りに気付かれた。 いつもは気づかれることなどないのに。 よくよく見れば、柱の後ろで無惨を恐れるように見ている少年が小さな声で「音が普通の鬼じゃない……」と言っている。 コイツも炭治郎のように人とは違う能力をもつ人間なのだろう。 炭治郎も普通の人間には分からないような匂いを嗅ぎ分ける嗅覚がある。 「貴様は上弦か?」 水の柱が殺意を持ってこちらを睨んでくる。 「何をおしゃっているのか?」 無惨はにこりと人好きのする顔でそういった。 「しらばくれるのではない!貴様が鬼だという事は分かっている!」 「しかもかなり強い」 もう否定しても無駄なのだと思った無惨は、目の前の剣士たちを殺すか、それとも逃亡するかを選択することとなる。 この町には炭治郎がいる。 炭治郎を置いて行く気はないため、容易に逃亡することはできない。 そうなればこの鬼狩りたちはここで殺していくのが正解だろう。 「上弦の鬼風情と思われるのは癪だ。 「無惨さん!」 ここにいてはいけない声に無惨はぎょっとして振り返った。 そこには焦った様子の炭治郎が無惨に向かって走っていた。 息を切らして無惨の隣へ立つと、鬼殺隊の剣士に対して怒ったように眉を上げた。 「貴方たち、うちの旦那様に何をするつもりですか!廃刀令が出ているご時世に刀を持ち歩いて!」 そういって無惨を守るように炭治郎は無惨と刀の間に滑り込んだ。 「お前は……」 「……人間だよ、その人」 義勇の言葉の続きを、炭治郎の『音』を聞いた黄色い髪の少年が戸惑う様子で言った。 「……鬼舞辻無惨。 まさかここで相まみえるとは」 「君のうしろにいるのは人を食べる鬼だ。 鬼は退治せねばならぬ。 君がその邪魔するのであれば、残念だが君の命の保証はできない」 炎柱が大きな声でそういった。 「……知っています。 時々無惨さんが血の匂いを漂わせて帰ってくるのは……」 「……炭治郎」 「でも、人売りに売られていた俺を助けてくれたのは無惨さんで、ここまで生かしてくれたのも無惨さんだ。 無惨さんは俺の命の恩人なんだ!」 「炭治郎、もういい」 ぴしゃりといった無惨に炭治郎が振り返ろうとしたとき、炭治郎は自分の首に衝撃が走るのを感じた。 「……っ、む、ざん……さ」 無惨は炭治郎の意識を手刀で刈り取り、その身体を丁寧に抱きかかえた。 「……鬼舞辻無惨。 貴様が鬼でもない子供に」 「執着してる、とでもいうか?」 無惨は先ほどまでの表情を一変させて、ぎろりとした目で鬼狩りを見た。 柱の階級ではない後ろの二人の少年の身体が完全に固まった。 無惨はいとおしそうに炭治郎の頬を撫でて、耳飾りを揺らした。 「この子は始まりの呼吸の子孫だ。 私を追い詰めた憎いあの男の子孫。 ずっと全員始末したと思っていたがまだ残っていたとは……コイツを鬼にすれば間違いなく上弦の鬼になるだろう。 身体が大きくなるまで八年も待った。 「ここまで私の手で自ら育てたのだ、強く美しい鬼にならなくてはいけない」 無惨の冷たい指先が炭治郎の頬を撫でる。 「貴様、何も知らない純粋無垢な子供を……ッ!」 炎柱が無惨に切り込むが、無惨はその場から一歩も動くことはなかった。 肉の壁が無惨を守るように現れる。 「鳴女」 ベベン 琵琶の音が響く。 次の瞬間、そこに『鬼舞辻無惨』も『炭治郎』と呼ばれた少年もいなかった。 *** 「無惨様。 その人間は……」 「これから新しく鬼になる奴だ」 「……普通の子供に見えます」 上弦の鬼が無惨の前にひれ伏す前に一人の少年が横たわっていた。 「黒死牟。 お前には心当たりがあるだろう」 「……まだ生き残りがいたのですか……」 それだけ言うと、黒死牟は黙り込んだ。 「起きたら鬼にする。 それまでお前らで面倒を見ろ」 「……ん」 炭治郎が身じろぎする。 「無惨さん!大丈夫ですか!?」 ばっ、と立ち上がって炭治郎は無惨を探すようにあたりを見渡した。 見たことのない景色、見たことのない人間とは違う匂いの誰か、そしてその反対側に無惨を見つけて安堵した様に息を吐いた。 「……炭治郎、目が覚めたか」 「無惨さん……ここは?」 「ここは安全な場所だ」 「……」 恐らく血の匂いに気付いているのだろう。 ここは血の匂いが濃い。 無惨は炭治郎に近づくと、目線が合うようにしゃがみ込んだ。 それは炭治郎が始めて無惨に出会った時とまるで同じ構図だった。 「炭治郎、お前は永遠に私とともにあると言った。 その言葉に間違いはないな?」 いきなりの問いに炭治郎は戸惑いながら答える。 「え……あ、はい。 俺にはもう行くところはありませんから最後まで無惨さんに仕えます」 「ならば、鬼になれ」 「え?」 無惨の冷たい指先が炭治郎の頬をなでて、額へとうつり、ぶすりとその額に突き刺さる。 「あ、ぐああああっ!!!」 無惨は炭治郎に自分の血を流し込む。 後ろで上弦の陸である堕姫が「羨ましいわ」とでも言いたそうに自分の人差し指を口元に持っていく。 常人ならば肉塊になるほどの量の血を流し込まれたあと、無惨はその指を炭治郎の身体から引き抜く。 炭治郎は身をよじって苦しんでいる。 無惨はそれを見てにこりと笑っている。 異常、としか言えない空間だった。 数日後、無惨の傍らには上弦の『零』と刻まれた少年が佇むようになる。

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