ヤフー ニュース コメント。 ヤフーニュースのコメント欄には偏った意見が多いのはなぜ?

コメント欄にはびこる嫌韓・嫌中 ヤフー・ニュース分析:朝日新聞デジタル

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イラスト&題字 まんしゅうきつこ 嫌韓・嫌中コメント過多で批判を浴びたヤフーのコメント欄 ヤフー・ニュースのコメント欄が嫌韓・嫌中の割合が高い件について、ネットメディア界隈の人々、反レイシズム界隈、嫌韓派の間で話題となった。 朝日新聞の電子版に4月28日付けで掲載された「コメント欄にはびこる嫌韓・嫌中 ヤフー・ニュース分析」という記事がその発端である。 ヤフー・ニュースには月12万件の記事が掲載され、600万件のコメントがつくという。 そこには以下の記述がある。 〈各コメントについて、人名や地名など様々な言葉で出現頻度を調べると、頻度の高い上位三つは「日本」「韓国」「中国」。 10位までに「日本人」「韓」「朝鮮」がみられた。 韓国絡みの言葉を含んだコメントが最も多くて全体の20%近く、中国関連とあわせると25%を占めた。 その多くに「嫌韓」や「嫌中」の意識が色濃くみられたという。 慰安婦問題など歴史認識に関する言葉もよく登場。 侮蔑的なコメントの8割を韓国関連が占めた。 歴史、民族、領土、皇室、ナショナリズムといった記事に反応するコメントも多かった〉 韓国嫌いの人々のたまり場のような状態になっているという指摘である。 そして、これらの人々が熱心なコメント欄ユーザーであることが分かるデータも紹介されている。 〈1週間で100回以上コメントを投稿した人は全体の1%いた。 一方、頻繁に投稿しない人のコメントにも嫌韓や嫌中の言葉が含まれていることがあり、昨年7月のデータを分析しても傾向はおおむね変わっていなかったという〉 このデータから分かることは、韓国と中国(特に韓国)が嫌いでたまらない人にとって、ヤフー・ニュースのコメント欄(以下「ヤフコメ」)は呪詛の言葉を大っぴらに世の中に吐き出す場所となっており、さらには嫌韓の同志による「そう思う」の投票がされ、自分の意見が認められることが実感できる場所となっているということだ。 そして、親韓派によるコメントについては「そう思わない」ボタンを押してクソコメント扱いし、罵倒の返信もできる。 「そう思う」の数が多ければ「共感順」で上位に入り、より目立つ場所にその意見が表示される。 彼らとしては何度も何度も書くことにより、いかに韓国という国がヒドい国で、在日を含めた韓国人が極悪人であるかを説明することが可能になる。 娯楽の側面、憂さ晴らしの側面、「正しいことをやっているのです!」という義憤からの側面があることだろう。 こうしたデータがあったうえで、メディア・アクティビストの津田大介氏はツイッターでヤフーのコメント欄を放置すべきではないといった趣旨の発言をし、週刊朝日の取材に対して「このまま放置を続けるようなら、アクセス数(広告売り上げ)目当てでヘイトスピーチを放置していると言われるのもやむを得まい。 今回の調査をきっかけとして、コメント欄廃止も含めた抜本的対策を講じるべきだ」と提言した。 BLOGOS編集部 ヤフーはよくぞコメント欄を維持し続けている 同記事で津田氏はコメント欄がヤフー・ニュースのアクセス数の「13%を占めるという」という説明をしている。 つまり「詈雑言や差別的発言が書き込まれ、差別的傾向を助長する金儲けのための場は適切に管理しなくてはならない」ということである。 また、この場を放置することによって差別をする意図が元々なかった者であっても上位に並ぶ(「共感順」の上位)差別的コメントを見て、影響を受けるかもしれないことも懸念事項である。 津田氏のこの意見には同意するものの、私もこの11年ほどネットニュースにかかわっているが、冒頭のニュースを読んだ時にまず思ったことは「ヤフーはよくコメント欄なんか運用しているよな」ということだった。 というのも、私がかかわったサイトは多数あれど、コメント欄をつけたのは2006年に開始した1つのサイトだけで、そのサイトであっても2008年段階でもう音をあげてコメント欄は廃止させたのだ。 コメント欄を廃止する時の会話を再現する。 運営会社のA氏と外部編集者の私の会話である。 A氏:コメント欄なんですが、ちょっと廃止しようかと思いまして……。 私:やっぱり……。 A氏:とにかく荒れますし、取材を受けてくれた人への罵詈雑言がひどくて、事務所から「コメント欄を削除してくれ」という依頼も頻繁に来るものでして。 私:本来人々の交流の場になると思っていたのと、PV稼ぎに少しでも役に立つと思ったのですけどね……。 A氏:「こんな場所を放置しているくらいならオタクらを訴える」といったことも事務所から言われましてね。 今、売り出し中の芸能人の場合、こうしたコメント欄の書き込みにもナーバスになってしまいまして。 私:時々「ここに書かれてあることは私への誹謗中傷だ!」みたいなことを言いますしね。 A氏:コメント欄って「百害あって一利なし」だとこの2年ほど運営してつくづくわかりましたよ。 私:そうですね。 じゃあ、やめましょう。 また、別のサイトを立ち上げる時、コメント欄をどうするかの話題にもなったが、その時は、上記体験をもとに「絶対に作らない方がいい」と伝えるようにしている。 ヤフコメはID制になっているが、まぁ、匿名に近いようなものだ。 この件については「プロバイダ責任制限法」は守っているという判断をヤフーはしているのだろう。 つまり、書き込みは書き込んだ当人に責任があり、運営側はその責を負わぬ、ということだ。 昨年来のキュレーションサイト問題においても、この点が争点となったが、DeNAの場合は「プラットフォーム」ではなく、「メディア」という判断になり、DeNAの責任が問われる結果となった。 ヤフーの場合は「プラットフォーム」という言い方ができるのだろう。 実名だろうがコメント欄は荒れる さて、ネットのコメントについて、私なりの結論を。 いくらPVが取れるとはいっても、リスクの方が高い。 何よりも場が殺伐とする。 そして、こう結論するに至ったのも、もはや「ネットの良心」なんてものには期待できないからである。 「実名制のフェイスブックなら大丈夫!」みたいな意見はあるが、そんなわけがない。 いくら実名でもネットでは抑止力にはならないのである。 「日韓断交」を掲げるとある実名のフェイスブックユーザーは、日韓断交のメリットを説く動画を紹介し、平昌五輪への日本への協力が求められているといった報道には「関わるな 助けるな 教えるな」と書き、同様の思考を持っている人(実名)が紹介する韓国叩きのリンクをシェアする。 韓国を批判するから悪い、というのではなく、ネット上の妙な陰謀論を信じ切り、韓国をあまりにも強大な邪悪な存在かのように認定し、呪詛を吐く点を問題視しているのだ。 結局、自由に書き込める空間は、こうした言説が目立つ傾向にある。 だから、私は今後自分が関与するサイトでは一切のコメント欄をつける気はない。 何か色々言いたいのであれば、2ちゃんねるかツイッターでやってくれよ、としか思わない。 とりあえず、ゴミコメントをオレのところのサイトに書き散らかして、それで文句をつけられたり「放置したあなた達も同罪です!」なんてクレームを受けたらたまったものではない。 さて、ここで一応、ヤフコメの特徴を見てみよう。 私達が配信した記事におけるPVだ。 津田氏は「ヤフー・ニュース全体のPVの13%」と説明し、別のIT業界関係者は「月間8億(5. 3%)と説明した。 諸説あるとは思うが、記事によって「コメント率」が高いものと高くないものが存在することを以下に説明する。 同じものを食べ続けた結果栄養不良になってしまった男性の記事を出したところ、記事全体のPVに対するコメント閲覧のPVは5. 4%で、「住みたい街」関連で特定の街の名前を挙げたところ、19. 2%、医療費とクレジットカードの関係は3. 2%といった具合だ。 2つ目は具体的な街の名前を出したため、その街への思い入れが強い人がガンガン書いたのだろう。 コメントの比率は、中韓系の国際ニュース、芸能人の不祥事関連だと数は増える傾向にあるだろう。 私も関与しているNEWSポストセブン発の〈韓国新政権が行き詰まれば「天皇への謝罪要求」の可能性も〉という記事は在韓ジャーナリストによる分析記事だが、「雑誌」カテゴリーの国際ジャンルでアクセス1位。 コメント数は約1000件。 上位にはこんなコメントが並ぶ。 嫌韓コメントは圧倒的に「賛同」が高くなる傾向 「気が違ってるから分からないんだろうな・・・・早く縁を切った方がいい・・・・」(「そう思う」=7614件、「そう思わない」=123件) 「やったが最後、その時は在日が一掃される。 」(同2296、28) 「近代化を手伝ったら1000年恨まれるもんな 関わると疲れる国だ…」(同1955、16) 5月29日に中央日報日本語版が配信した〈韓国、ブータン式「国民幸福指数」を作る〉という記事に対する「共感順」の上位のコメントは以下の通り。 「そもそも根本的に民度が低い韓国がブータンを目指したって、同じ結果には成り得ないでしょ」 「で、思った通りの結果にならず、火病ってブータンのせいにするまでが1セット」 他にも「韓国に生まれただけで不幸せ」というコメントもチラホラ見られ、韓国の話題ともなると、とにかく悪口を言いたいだけの人がコメント欄に登場するのだ。 時々「激しく怒る」を意味する「火病」や「ファビョる」といった韓国人の中には侮辱だと捉えられる言葉も混じる。 直接韓国と関係のない記事であろうとも、韓国はコメント欄に登場する。 それこそ、〈「共謀罪必要か」滋賀で若者ら訴え 社民・福島氏らも参加〉という京都新聞の記事でもこんなコメントが書かれる。 「日本を陥れ滅亡させるのが目的の福島瑞穂と真逆の事をすれば日本は良くなる」 「若い日本人がとても福島なんかとつるむとは思えないんだよね。 在日借りてくるんだろうな」 こうしたコメントは「社民党及び福島瑞穂議員は反日的で、日本転覆を謀っている」という説と、福島氏の本名が「趙春花」であるという都市伝説的なネタが前提になっている。 どんな記事であろうとも、なんとか韓国に結び付けることができる特殊能力を持った人々がいるのだ。 そして、本コラムは「あっぱれ」な人をホメるのが趣旨である。 一体誰をホメているのか。 それは、「カネ稼ぎのためにこんな場を放置して……」という批判があるとはいえ、とりあえずは2ch以外にも書き込める場を用意し、なんとか対策を打とうとする姿勢は感じられるヤフー・ニュースの運営担当者に対してである。 日本最大のニュースサイトとして、公共性を重視しつつも、「開かれた場」というネットの理念をなんとか守ろうとしている様はよく理解できる。 ウェブメディア運営者が一般ユーザーの書き込みにもはや期待をしない中、とりあえず場を残す姿勢には「あっぱれ」を入れたい。 ただし、差別的な発言へのさらなる対処はお願いしたいところである。

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ヤフコメ民がひどいし偉そう!ゴミ・底辺で頭おかしいと批判の理由!

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ヤフーは6月1日、個人への誹謗中傷などに対応するため、現在「Yahoo! ニュース」のコメント欄において導入している、深層学習を用いた自然言語処理モデル(AI)のさらなる活用などの対策強化を進めていくと発表した。 同社では、専門チームによるパトロールやAIによって不適切な投稿対策を実施してきたと説明。 「Yahoo! ニュース コメント」においては、深層学習を用いた自然言語処理モデル(AI)による検知を通して、1日平均約2万件の不適切な投稿(記事との関連性の低いコメントや誹謗中傷などの書き込みなど)を削除しているという。 今後は、この自然言語処理モデル(AI)を、他の投稿系サービス事業者に技術提供していくという。 さらに、これらの問題への対処にあたっては、法的課題や実務的課題があると認識しており、これらの課題をデジタル時代に即した共通規範に基づき解決すべく、議論する場である検討会を6月中をめどに設置するとしている。 The Japanese edition of 'CNET' is published under license from CBS Interactive, Inc. , San Francisco, CA, USA. Editorial items appearing in 'CNET Japan' that were originally published in the US Edition of 'CNET', 'ZDNet', 'TechRepublic', 'GameSpot' and 'CNET News. com' are the copyright properties of CBS Interactive, Inc. or its suppliers. Copyright c CBS Interactive, Inc. All Rights Reserved. 'CNET', 'ZDNet' 'GameSpot' and 'CNET News. com' are trademarks of CBS Interactive, Inc.

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イラスト&題字 まんしゅうきつこ 嫌韓・嫌中コメント過多で批判を浴びたヤフーのコメント欄 ヤフー・ニュースのコメント欄が嫌韓・嫌中の割合が高い件について、ネットメディア界隈の人々、反レイシズム界隈、嫌韓派の間で話題となった。 朝日新聞の電子版に4月28日付けで掲載された「コメント欄にはびこる嫌韓・嫌中 ヤフー・ニュース分析」という記事がその発端である。 ヤフー・ニュースには月12万件の記事が掲載され、600万件のコメントがつくという。 そこには以下の記述がある。 〈各コメントについて、人名や地名など様々な言葉で出現頻度を調べると、頻度の高い上位三つは「日本」「韓国」「中国」。 10位までに「日本人」「韓」「朝鮮」がみられた。 韓国絡みの言葉を含んだコメントが最も多くて全体の20%近く、中国関連とあわせると25%を占めた。 その多くに「嫌韓」や「嫌中」の意識が色濃くみられたという。 慰安婦問題など歴史認識に関する言葉もよく登場。 侮蔑的なコメントの8割を韓国関連が占めた。 歴史、民族、領土、皇室、ナショナリズムといった記事に反応するコメントも多かった〉 韓国嫌いの人々のたまり場のような状態になっているという指摘である。 そして、これらの人々が熱心なコメント欄ユーザーであることが分かるデータも紹介されている。 〈1週間で100回以上コメントを投稿した人は全体の1%いた。 一方、頻繁に投稿しない人のコメントにも嫌韓や嫌中の言葉が含まれていることがあり、昨年7月のデータを分析しても傾向はおおむね変わっていなかったという〉 このデータから分かることは、韓国と中国(特に韓国)が嫌いでたまらない人にとって、ヤフー・ニュースのコメント欄(以下「ヤフコメ」)は呪詛の言葉を大っぴらに世の中に吐き出す場所となっており、さらには嫌韓の同志による「そう思う」の投票がされ、自分の意見が認められることが実感できる場所となっているということだ。 そして、親韓派によるコメントについては「そう思わない」ボタンを押してクソコメント扱いし、罵倒の返信もできる。 「そう思う」の数が多ければ「共感順」で上位に入り、より目立つ場所にその意見が表示される。 彼らとしては何度も何度も書くことにより、いかに韓国という国がヒドい国で、在日を含めた韓国人が極悪人であるかを説明することが可能になる。 娯楽の側面、憂さ晴らしの側面、「正しいことをやっているのです!」という義憤からの側面があることだろう。 こうしたデータがあったうえで、メディア・アクティビストの津田大介氏はツイッターでヤフーのコメント欄を放置すべきではないといった趣旨の発言をし、週刊朝日の取材に対して「このまま放置を続けるようなら、アクセス数(広告売り上げ)目当てでヘイトスピーチを放置していると言われるのもやむを得まい。 今回の調査をきっかけとして、コメント欄廃止も含めた抜本的対策を講じるべきだ」と提言した。 BLOGOS編集部 ヤフーはよくぞコメント欄を維持し続けている 同記事で津田氏はコメント欄がヤフー・ニュースのアクセス数の「13%を占めるという」という説明をしている。 つまり「詈雑言や差別的発言が書き込まれ、差別的傾向を助長する金儲けのための場は適切に管理しなくてはならない」ということである。 また、この場を放置することによって差別をする意図が元々なかった者であっても上位に並ぶ(「共感順」の上位)差別的コメントを見て、影響を受けるかもしれないことも懸念事項である。 津田氏のこの意見には同意するものの、私もこの11年ほどネットニュースにかかわっているが、冒頭のニュースを読んだ時にまず思ったことは「ヤフーはよくコメント欄なんか運用しているよな」ということだった。 というのも、私がかかわったサイトは多数あれど、コメント欄をつけたのは2006年に開始した1つのサイトだけで、そのサイトであっても2008年段階でもう音をあげてコメント欄は廃止させたのだ。 コメント欄を廃止する時の会話を再現する。 運営会社のA氏と外部編集者の私の会話である。 A氏:コメント欄なんですが、ちょっと廃止しようかと思いまして……。 私:やっぱり……。 A氏:とにかく荒れますし、取材を受けてくれた人への罵詈雑言がひどくて、事務所から「コメント欄を削除してくれ」という依頼も頻繁に来るものでして。 私:本来人々の交流の場になると思っていたのと、PV稼ぎに少しでも役に立つと思ったのですけどね……。 A氏:「こんな場所を放置しているくらいならオタクらを訴える」といったことも事務所から言われましてね。 今、売り出し中の芸能人の場合、こうしたコメント欄の書き込みにもナーバスになってしまいまして。 私:時々「ここに書かれてあることは私への誹謗中傷だ!」みたいなことを言いますしね。 A氏:コメント欄って「百害あって一利なし」だとこの2年ほど運営してつくづくわかりましたよ。 私:そうですね。 じゃあ、やめましょう。 また、別のサイトを立ち上げる時、コメント欄をどうするかの話題にもなったが、その時は、上記体験をもとに「絶対に作らない方がいい」と伝えるようにしている。 ヤフコメはID制になっているが、まぁ、匿名に近いようなものだ。 この件については「プロバイダ責任制限法」は守っているという判断をヤフーはしているのだろう。 つまり、書き込みは書き込んだ当人に責任があり、運営側はその責を負わぬ、ということだ。 昨年来のキュレーションサイト問題においても、この点が争点となったが、DeNAの場合は「プラットフォーム」ではなく、「メディア」という判断になり、DeNAの責任が問われる結果となった。 ヤフーの場合は「プラットフォーム」という言い方ができるのだろう。 実名だろうがコメント欄は荒れる さて、ネットのコメントについて、私なりの結論を。 いくらPVが取れるとはいっても、リスクの方が高い。 何よりも場が殺伐とする。 そして、こう結論するに至ったのも、もはや「ネットの良心」なんてものには期待できないからである。 「実名制のフェイスブックなら大丈夫!」みたいな意見はあるが、そんなわけがない。 いくら実名でもネットでは抑止力にはならないのである。 「日韓断交」を掲げるとある実名のフェイスブックユーザーは、日韓断交のメリットを説く動画を紹介し、平昌五輪への日本への協力が求められているといった報道には「関わるな 助けるな 教えるな」と書き、同様の思考を持っている人(実名)が紹介する韓国叩きのリンクをシェアする。 韓国を批判するから悪い、というのではなく、ネット上の妙な陰謀論を信じ切り、韓国をあまりにも強大な邪悪な存在かのように認定し、呪詛を吐く点を問題視しているのだ。 結局、自由に書き込める空間は、こうした言説が目立つ傾向にある。 だから、私は今後自分が関与するサイトでは一切のコメント欄をつける気はない。 何か色々言いたいのであれば、2ちゃんねるかツイッターでやってくれよ、としか思わない。 とりあえず、ゴミコメントをオレのところのサイトに書き散らかして、それで文句をつけられたり「放置したあなた達も同罪です!」なんてクレームを受けたらたまったものではない。 さて、ここで一応、ヤフコメの特徴を見てみよう。 私達が配信した記事におけるPVだ。 津田氏は「ヤフー・ニュース全体のPVの13%」と説明し、別のIT業界関係者は「月間8億(5. 3%)と説明した。 諸説あるとは思うが、記事によって「コメント率」が高いものと高くないものが存在することを以下に説明する。 同じものを食べ続けた結果栄養不良になってしまった男性の記事を出したところ、記事全体のPVに対するコメント閲覧のPVは5. 4%で、「住みたい街」関連で特定の街の名前を挙げたところ、19. 2%、医療費とクレジットカードの関係は3. 2%といった具合だ。 2つ目は具体的な街の名前を出したため、その街への思い入れが強い人がガンガン書いたのだろう。 コメントの比率は、中韓系の国際ニュース、芸能人の不祥事関連だと数は増える傾向にあるだろう。 私も関与しているNEWSポストセブン発の〈韓国新政権が行き詰まれば「天皇への謝罪要求」の可能性も〉という記事は在韓ジャーナリストによる分析記事だが、「雑誌」カテゴリーの国際ジャンルでアクセス1位。 コメント数は約1000件。 上位にはこんなコメントが並ぶ。 嫌韓コメントは圧倒的に「賛同」が高くなる傾向 「気が違ってるから分からないんだろうな・・・・早く縁を切った方がいい・・・・」(「そう思う」=7614件、「そう思わない」=123件) 「やったが最後、その時は在日が一掃される。 」(同2296、28) 「近代化を手伝ったら1000年恨まれるもんな 関わると疲れる国だ…」(同1955、16) 5月29日に中央日報日本語版が配信した〈韓国、ブータン式「国民幸福指数」を作る〉という記事に対する「共感順」の上位のコメントは以下の通り。 「そもそも根本的に民度が低い韓国がブータンを目指したって、同じ結果には成り得ないでしょ」 「で、思った通りの結果にならず、火病ってブータンのせいにするまでが1セット」 他にも「韓国に生まれただけで不幸せ」というコメントもチラホラ見られ、韓国の話題ともなると、とにかく悪口を言いたいだけの人がコメント欄に登場するのだ。 時々「激しく怒る」を意味する「火病」や「ファビョる」といった韓国人の中には侮辱だと捉えられる言葉も混じる。 直接韓国と関係のない記事であろうとも、韓国はコメント欄に登場する。 それこそ、〈「共謀罪必要か」滋賀で若者ら訴え 社民・福島氏らも参加〉という京都新聞の記事でもこんなコメントが書かれる。 「日本を陥れ滅亡させるのが目的の福島瑞穂と真逆の事をすれば日本は良くなる」 「若い日本人がとても福島なんかとつるむとは思えないんだよね。 在日借りてくるんだろうな」 こうしたコメントは「社民党及び福島瑞穂議員は反日的で、日本転覆を謀っている」という説と、福島氏の本名が「趙春花」であるという都市伝説的なネタが前提になっている。 どんな記事であろうとも、なんとか韓国に結び付けることができる特殊能力を持った人々がいるのだ。 そして、本コラムは「あっぱれ」な人をホメるのが趣旨である。 一体誰をホメているのか。 それは、「カネ稼ぎのためにこんな場を放置して……」という批判があるとはいえ、とりあえずは2ch以外にも書き込める場を用意し、なんとか対策を打とうとする姿勢は感じられるヤフー・ニュースの運営担当者に対してである。 日本最大のニュースサイトとして、公共性を重視しつつも、「開かれた場」というネットの理念をなんとか守ろうとしている様はよく理解できる。 ウェブメディア運営者が一般ユーザーの書き込みにもはや期待をしない中、とりあえず場を残す姿勢には「あっぱれ」を入れたい。 ただし、差別的な発言へのさらなる対処はお願いしたいところである。

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