映画 館 コロナ 対策。 現在、映画館を作っている立場から映画館の換気について説明します|浅井隆 ASAI Takashi(UPLINK)|note

映画館が営業再開するため、必要な条件は何か…鍵は感染者数と作品 : 緊急事態コラム「新型コロナと映画業界のニュー・ノーマル」

映画 館 コロナ 対策

ようやっと、映画館の運営が再開された。 5月26日の緊急事態宣言の解除に伴い、休館していた全国の映画館が続々と営業再開を決めた。 先週末には最大手チェーン、TOHOシネマズが首都圏でも営業も再開し、一部を除き全国の映画館が休業明けしたことになる。 約2カ月も全国の映画館が休館に追い込まれたことは、この日本ではほとんど前例がない。 戦争中でも映画館は営業していたくらいで、今回の事態は日本の映画産業にとって前代未聞の事態だった。 とにもかくにも、まずは映画館の復活を素直に喜びたい。 映画館が再開したことで、我々はあの特別な空間に再会できることになったのだから。 とはいえ課題は多い。 映画館は最大限の安全対策を行っているが、人々の不安感を払拭するには時間がかかるだろう。 ソーシャルディスタンスを確保するため、座席販売数を大幅に減らしているので利益がほとんど出せないどころか、対策のためにコストも増えているので赤字がかさむ可能性すらある。 筆者は、先週のTOHOシネマズ 日比谷の営業再開日に予防対策の取材をしてきたが、改めてその徹底した対策をおさらいし、映画館の安全性を共有したい。 そして、その上で「映画館で映画を観る」とは現代社会でどんな意味があるのかを考えてみたい。 映画館という場所がオンライン配信全盛の時代にどのような役割を果たせるのか、今こそ議論が必要な時だと思うのだ。 徹底された3密回避策 6月5日再開初日のTOHOシネマズ 日比谷 「以前と変わらぬ安心感を提供できるよう、努めていきます」。 TOHOシネマズ日比谷の福井支配人は力強く語ってくれた(引用:)。 TOHOシネマズの感染予防対策はその言葉を裏付けるには十分なものだ。 感染防止には、密閉、密接、密集の「3密」を避けることが重要というのはすっかり定着したが、現在の映画館はその3つの密いずれも徹底して回避されている。 まずは密閉についてだが、映画館は元々密閉空間ではない。 疫病・感染症予防対策のため、興行場法で厳密に定められた換気能力を備えており、強制的に館内の空気を入れ替える仕組みになっている。 都道府県ごとにその基準は異なるが、東京であれば、湿度の管理を厳格に行えるのであれば、25立米以上の換気能力が必要となる。 TOHOシネマズ 日比谷で安全対策を案内してくれたマーケティング企画部長の平松氏によると、およそ30分あれば館内の空気は完全に入れ替わるそうだ。 密接については、映画鑑賞中も一定の距離を保てるように座席を1席ずつ開けて販売している。 日本の映画館では、応援上映などの特殊な形態をのぞいて、館内で声を発する人は少ないが、さらに距離を取ることで安全性を高めている。 密集についてもロビーのチケット販売所や飲食物を扱うコンセッションでは2メートルの距離を取って並んでもらうように徹底。 床に2メートルごとに目張りがされていた。 そして、熱の高い人を事前に検知するため、AI検温システムを導入している。 所要時間0. 5秒で体温を測れるもので、精度はプラスマイナス0. 個人情報も一切取得していないとのこと。 フェイスガード、ゴム手袋を装着し、アルコール除菌をこまめに行う劇場スタッフ また、幕間時の清掃・消毒を徹底するため、従来よりも上映間の時間を長く取っている。 そのため1日の上映回数は少なくなるが、現状は観客の安心感を獲得することを優先するようだ。 スタッフは全員マスク着用、場合によってはフェイスガードも着ける。 飲食を扱うスタッフはさらに手袋も着用するとのこと。 TOHOシネマズの対応は、概ね全興連(全国興行生活衛生同業組合連合会)の発表したガイドラインに沿ったものだ。 TOHOシネマズだけがこのように厳しい対策をしているのではなく、全国の映画館がほぼ同じ基準の対策をしていると考えて良いだろう。 筆者は再開後のイオンシネマや地元のミニシアターも訪れたが、TOHOシネマズとほぼ同じ水準の対策を行っていた。 映画館はそもそも感染症対策のための設備を持った空間なので、元々感染リスクは高くない。 さらに上記のような対策を徹底しているので、現在の映画館における感染リスクは限りなく低いと考えてよいだろう。 世の中にゼロリスクは存在しないが、これだけの対策をしてくれているのなら、筆者は個人的にはかなりの安心感を感じる。 座席販売数の減少、上映回数も絞り消毒に時間を割き、消毒液など新たなコストも増えており、営業再開にこぎつけても経営的にはかなり苦しいはずで、営業再開したことで赤字額が膨らむという可能性すらある。 しかし、それでも映画館は人々の安心感を取り戻すことを最優先に苦しいコストを支払っている。 配給会社も映画館に客足が戻らなければ、有力な新作を公開することをためらうだろう。 この状況を打破するためには、一人でも多くの観客が映画館に足を運ぶことが今はとにかく重要だ。 人は科学的に合理的だというだけでは安心しない。 TOHOシネマズ 日比谷の福井支配人は「ただ、徹底した対策をするだけでなく、しっかりと対策をしているところをお客様に見えるようにすることが大事」と語っていたが、これはとても重要なことだ。 映画館の換気能力が高いことを過半数の人間は知らないのだ。 福井支配人の言うように、映画館の安全性と徹底した対策を見えるように周知することはこの不幸なすれ違いを解くために大変重要だ。 そのためには、映画メディアもやや鬱陶しいぐらいに映画館の徹底した感染対策を訴えてもいいのではないだろうか。

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【新型コロナウイルス】映画館は大丈夫?感染リスクは?対処法も紹介

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皆様初めまして。 プロジェクトの代表の 株 リアルメーカーズ榎本です。 自分達で作り上げた映画『いつくしみふかき』を今年の4月から全国で順次上映する事が決まってました。 しかしコロナの影響で 緊急事態宣言が発令され、全ての映画館が上映延期となりました。 とても残念な気持ちで落ち込んでいたのですが、映画館の現状を聞いて僕らは「自分の事だけ考えてばかりの奴ら」だという事に気付かされました。 僕らの大好きな環境を自分達の作品をただ上映中止にするだけで良いのか? 映画館と制作会社は本来共存関係なのに、映画館もピンチな時にそれでいいのか? そこで何か 映画制作側が出来る事は無いかと思い今回の企画を始めました。 沢山の方々に支えられて出来たこの映画『いつくしみふかき』は、国内外の映画祭を合わせて11個の賞を受賞させて頂きました。 そのおかげもあり、前売り券は 13. 000枚以上が売れました。 そしてその売り上げは 今まで支払いが滞っていた制作費や宣伝活動費に使わせていただき、沢山の宣伝活動をおこなう事が出来ました。 しかし緊急事態宣言の発令後、全ての映画館で上映延期となり、宣伝活動が 全てやり直しとなってしまいました。 今回の企画に参加してくれた映画館には、 支援金の半分をお渡ししてこの窮地を生き残ってもらい、僕らは残りの半分の支援金を使って、 また一から皆さんに映画『いつくしみふかき』を宣伝し、コロナが落ち着いた頃に映画館と一緒に上映をおこない、 是非劇場に観に来ていただきたいと思ってます。 その際は皆様の前で舞台挨拶をさせて下さい。 よろしくお願いいたします。 「映画館側代表の坪井です。 この度はご覧になって頂き誠にありがとうございます。 現在『シネマスコーレ』では緊急事態宣言を受けて閉館中です。 動画で色々とお話をさせていただいてます。 何卒ご支援のほど宜しくお願い致します。 休館が決定した後の映画館の現状を改めて伺いました。 2018年の「カメラを止めるな!」に続き、2019年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019で観客賞である「ゆうばりファンタランド大賞」の作品賞を受賞し、カナダのファンタジア国際映画祭の長編初監督コンペティション部門に正式出品された。 psychocinematography. comで2019年の日本映画トップ10の1位に選ばれた本作は、劇団チキンハート主宰の遠山雄の親しい知人とそのお父さんについての実話で、ひきこもりの知人が葬儀で父親をかばいながらも謝罪をした姿が衝撃的だったことが映画化のきっかけ。 実際に知人が住んでいた長野県飯田市に、劇団員が実際に代わる代わる住み込んで、今回の映画化に漕ぎ着けた。 父親・広志役を、意外にも本作が映画初主演となる渡辺いっけいが、遠山の知人が基になったその息子・進一役を、遠山自身が演じ、W主演を飾る。 2人を取り持つキーとなる牧師・源一郎役に、ベテランの金田明夫、広志の舎弟・浩二を劇団チキンハートの榎本桜が演じるほか、三浦浩一、眞島秀和、塚本高史ら、本作監督の、劇団チキンハート演出の大山晃一郎と親交のある豪華な俳優陣が脇を固める。 「長野県飯田市、愛知県豊川市での先行上映では普段はまったく映画館に行かない方々もたくさん映画館に来てくださいました。 連日の舞台挨拶でこの映画に対する想いを伝え、それが口コミで広がっていったからだと実感しております。 この企画で日頃、映画を観に行く習慣が無い方々にもぜひ映画館に行く喜びを感じて貰えるようにしたいと思っております。 それにはまずは映画館の維持です。 色んな形で映画館を救済する企画が持ち上がっておりますが僕らも独自にチャレンジしたいと思いました。 そして日本全国の映画館で舞台挨拶を連日やりたいです。 少しでも興味を持って頂けたら幸いです。 」 「企画をご覧になっていただき誠にありがとうございます。 自分達にとっては人生をかけた作品です。 この映画を楽しみにしている方々の為にも、そのほかの公開を控えている映画の為にも、映画館と必ず生き残り上映を致します。 自粛要請も延長されてる昨今ですが、皆様ご自愛下さい。 」 「少しでも多くの方に観ていただきたいというのが素直な気持ちですが、いま世の中がこんな状態になり、みんなで考えました。 ご賛同いただけたら幸いです。 」 「『自分が監督した映画を映画館で上映する』それが自分の夢です。 映画祭で賞を獲る事や新聞やネットでニュースにして頂く事も、全ては一人でも多くのお客様に劇場で自分の映画を鑑賞して頂くための通過点だと思っています。 拙作「いつくしみふかき」も公開劇場が決まるまでにたくさんの苦労と奇跡がありました。 もう劇場公開なんて出来ないと本気で沈んでいた短くない期間もありました。 そんな中でこの作品の上映を決めて下さった映画館さんには感謝しかありません。 でも今僕らは『観に来てください』が言えないし、言いたくもありません。 」 「オンラインなどでの公開も検討しました。 でもやっぱり映画館で感じてほしい。 多くの映像制作者にとって映画館ってやっぱり特別な場所なんです。 でもこのままでは自分の夢を実現する場所が潰れてしまいます。 いつか皆さんが安心して映画館に来場できる日が来るまで何とか耐え忍びたい。 この映画の灯も決して絶やしたくはない。 絶対に。 我々は微力ながらこの運動を始めたいと思います。 皆さんの映画を観てみたいという気持ちが透明人間となって映画館を満席にしてくだされば、それが劇場を救う一助になればこの上ない喜びです。 大変な時期に厚かましいお願いではございますが、ご検討ください。 どうか切に宜しくお願い致します。 いつか満席の劇場で舞台挨拶する事を夢想しながら」 支援者:10人 お届け予定:2020年06月 このプロジェクトは、 All-In方式です。 FAQ Q. 支払い方法は何がありますか? A. クレジットカードの決済はいつ行われますか? A. 「All-or-Nothing」では募集期間中に目標金額を達成した場合、「All-In」では目標金額の達成・未達成に関わらず、プロジェクトは成立となります。 募集期間内にプロジェクトが成立した場合のみ、支援金の決済が実行されます。 募集期間内にプロジェクトが成立しない場合は、支援金の決済は実行されません。 その場合はプロジェクトオーナーに支援金は支払われず、選択したリターンの発送(履行)もありません。 プロジェクトに関する質問はどうすればいいですか? A. プロジェクト内容に関するご質問やご意見は、プロジェクトオーナーへCAMPFIREのメッセージ機能をご利用ください。 間違って支援した場合はどうなりますか? A. 選択したリターンの変更・キャンセル・返金は一切受け付けておりません。 リターンの変更・キャンセル・返金については、各プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。

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映画館のコロナ対策レポート!&サブカルおじさんが見た映画全レビュー3月号

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映画チケット予約情報サービス「映画ランド」を手掛ける映画ランド株式会社が、映画館向けに簡易座席指定・Web予約システムの無償提供を発表。 また、映画館が「映画ランド」のユーザーへ情報を配信できるシステムも用意している。 新型コロナウイルス流行への対応に追われる映画館に対し、「来場者が安心して映画を観られる環境」の構築を支援する。 映画館における感染予防策をサポート新型コロナウイルスの流行により、映画館でも感染予防策の徹底が求められている状況だ。 予防策の一例としては、「十分な座席間隔の確保」や「オンラインチケット販売・キャッシュレス決済の推進」などが挙げられる。 今回は、そのような状況にある映画館を映画ランド株式会社がサポート。 支援の一環として、簡易座席指定・Web予約システム「EIGALAND TICKETING LITE」の無償提供を発表した。 同システムには、オンラインチケット販売や座席指定のためのシステムが組み込まれており、映画館の感染予防策を後押しする。 「EIGALAND TICKETING LITE」の利用にあたってPOS機材などは不要とされ、パソコン1台から運用できる点が特徴。 初期費用や月額利用料は無料で、来場者のWeb予約に伴うクレジット決済発生時に限り、手数料がかかる仕組みとなっている。 なお、提供の開始は6月上旬を予定。 「映画ランド」のユーザーへ情報配信できるシステムもそして、映画館が「映画ランド」のユーザーへ情報配信を行えるシステム「CINEMA CROSS MEMBERSHIP」も用意している。 こちらは「映画ランド」会員向けのクーポン用意が無償利用の条件で、関東を中心に約20館の映画館が参加中とのこと。 映画館がこのシステムを利用し、取り組み内容や最新情報を配信することによって、来場者が安心できる環境づくりにつながる。 前述の「EIGALAND TICKETING LITE」と併せて、映画館にとっては心強い味方となりそうだ。 (文・早川あさひ).

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