米津 海の幽霊 歌詞。 米津玄師 海の幽霊 歌詞

米津玄師

米津 海の幽霊 歌詞

Contents• 米津玄師「海の幽霊」歌詞全文 歌手・作詞・作曲:米津玄師 開け放たれた この部屋には誰もいない 潮風の匂い 滲みついた椅子がひとつ あなたが迷わないように 空けておくよ 軋む戸を叩いて なにから話せばいいのか わからなくなるかな 星が降る夜にあなたにあえた あの夜を忘れはしない 大切なことは言葉にならない 夏の日に起きた全て 思いがけず光るのは 海の幽霊 茹だる夏の夕に梢が 船を見送る いくつかの歌を囁く 花を散らして あなたがどこかで笑う 声が聞こえる 熱い頬の手触り ねじれた道を進んだら その瞼が開く 離れ離れてもときめくもの 叫ぼう今は幸せと 大切なことは言葉にならない 跳ねる光に溶かして 星が降る夜にあなたにあえた あのときを忘れはしない 大切なことは言葉にならない 夏の日に起きた全て 思いがけず光るのは 海の幽霊 風薫る砂浜で また会いましょう 米津玄師「海の幽霊」の誕生背景 米津玄師さんは、高校を卒業するまでは地元の徳島県で過ごしました。 徳島県の地元は、漁港に近い素朴な土地柄で、触れられる文化は限られていました。 米津玄師さんは、高校を卒業した18歳の時に、地元の徳島県から大阪府という都会に出てきた時に、文化の違いやスケールの大きさの違いに衝撃を受けて、大阪という街であらゆる文化を吸収することに、のめり込むようになります。 その時に、大阪のとある大きな書店で、一冊の漫画に出会い、その漫画の圧倒的な描画のレベルの高さに驚嘆しました。 その漫画こそ、『海の幽霊』が主題歌に起用されたアニメーション映画『海獣の子供』の原作である、五十嵐大介さんの漫画『海獣の子供』だったのです。 米津玄師さんは、一時期、将来は漫画家を目指していたことがありました。 ですが、五十嵐大介さんの絵を見て、自分は生涯を懸けてもこのレベルの絵には到達することが出来ないと、漫画家になることを諦めたのです。 同時に、米津玄師さんにとって、漫画『海獣の子供』は絵だけではなく、ストーリーにも多大な影響を受けました。 18歳、大阪のとある大きな本屋でのこの出会いが、音楽家「米津玄師」が誕生する原点になりました。 『海の幽霊』は、10年前から既に、曲の根底にあるものは姿を現して始まっており、2019年に完成するまでの時を経て、辿り着いた作品なのです。 米津玄師「海の幽霊」のタイトルの意味 私たち人間は、陸と海、どちらの住人だろうかと捉えた時に、『海の幽霊』のタイトルの意味が見えて来ます。 私たち人間は、水中では生きていけません。 陸の上でしか、生き延びていけません。 陸と海、その境目が私たち人間にとって、生と死の境目なのです。 つまり、「陸=生」、「海=死」であるのです。 米津玄師さんにとって、海は、幼い頃に見た「海の生き物の図鑑」で見た、深海に住む大きなダイオウイカが獲物に触手を伸ばしているイメージと、符合しているのです。 そのイメージは強烈で、ずっと、米津玄師さんの胸の内にあります。 ダイオウイカの目は大きく見開き、陸の生き物である私たち人間達のすべてを見透かしているかのような、ギラリとした目をしています。 海には、ダイオウイカを始めとして、得体の知れない生物たちが、陸の住人である私たち人間を、特徴的な大きな目で見つめているのです。 陸が人間の生の象徴ならば、海は死、異形なもののすみか、として象徴されます。 私たち人間にとっての身近な死は、親しい人、愛する人の死です。 『海の幽霊』とは、今はもう生きていない、親しかった愛する人のことなのです。 米津玄師「海の幽霊」のストーリー展開 今はもう、陸には住んでいない、海の住人となってしまった、親しかった愛する人。 その愛する人を迎えるために、波打ち際に置かれた小さな椅子が、ぽつんとただ、波に打たれている。 その小さな椅子を家に持ち帰って、がらんとした、何もない部屋に置いておく。 愛するあなたを、待つために。 待ち続けた、ある夏の夜、愛するあなたが、私のもとへ来てくれた、かすかなサインを感じたのも束の間。 あなたは、私に微笑みながら、船に乗って、再び、海の住人へと帰ってしまう。 海こそ、あなたが本当に居るべき場所だと、私は感じる。 今は、海と陸、別々の住人になってしまった、あなたと私。 あなたが幸せだと言うのなら、私も幸せだと伝えたい。 夏の夜、たった一瞬、あなたを感じた、この瞬間のためだけに、私は陸で生き続けていく、あなたがいなくても。 なぜなら、再び、あなたと私は、海と陸の境目で、会えることを私は知っているから。 米津玄師「海の幽霊」の歌詞の意味・考察 ここまで、ひも解いてきた『海の幽霊』について、歌詞に込められたメッセージを考えてみましょう。 喪失と再生の中で生きるしかない私たち 私たち人間にとって最大の矛盾は、「死ぬことを知っているのに生きていること」です。 死だけが、私たち人間の、確実な未来です。 私たちは、そのことを知っているのに、いたずらに時間を過ごしています。 私ぬことは理解しているのに、感じることが出来ないでいるのです。 愛する人の死でさえ、私たちは、鈍感でいようと、無意識にしてしまうのです。 死ぬということの、本当の意味がわからないまま、私たちは生きて、死んでいきます。 死んだことに、気が付かずに。 無力な私たち人間に出来ることは、ただ、愛する人と再び会えるという、希望を持つことだけです。 私たち人間は、生と死を、延々と続けていくことしか出来ないけれど、誰かを愛したことで、たったひとつの希望を持つことが出来るのです。 米津玄師さんは、私たちに、そのメッセージを投げかけ、生と死、愛する人について、考える手がかりをさがすように、美しいメロディーと共に、『海の幽霊』で伝えてくれているのです。

次の

米津玄師「海の幽霊」の歌詞の意味と動画は?発売日は?「海獣の子供」主題歌?

米津 海の幽霊 歌詞

スポンサーリンク 楽曲の基本情報 今回紹介していく「カイト」は、米津玄師が作詞作曲を、嵐が歌唱を担当する豪華すぎるコラボ楽曲。 そして東京2020オリンピック・パラリンピックが開催される 2020年のNHKソングとして起用される音楽になっています。 米津玄師が提供する2020年ソングと言えば、2018年8月15日にリリースされたFoorinが歌う 「パプリカ」のイメージが強いのですが、パプリカは 2020応援ソングとして 「2020年とその先の未来に向かって頑張っている人を応援する」という意が込められていました。 今作の「カイト」もNHKソングとしての意図はパプリカと類似したものになりますが、まさにNHK2020ソングとして 「アスリートやこれからの時代を担っていく若い世代を応援する楽曲」という意を込めて作られています。 ・最高のアイドル「嵐」 ・最強のアーティスト「米津玄師」 期待感高まる「カイト」について。 まず嵐の相葉雅紀は この度、僕たち嵐がNHK2020ソングを歌わせていただく事になりました。 また今回米津さんとコラボレーションさせていただいたこと、大変光栄に思っています。 米津さんが作ってくださったこの曲は、頑張っている人が救われるような優しさにあふれていて、歌っていてとても感動しました。 この曲でオリンピック・パラリンピックをはじめ、2020年の日本全体を盛り上げられるよう心を込めて歌わせていただきます。 とコメントしており、 音楽を担当した米津玄師は 僕が子供の頃から変わらず活動してきた嵐の休止前ラストイヤー、その一幕に関われることをとても光栄に感じています。 カイトは長く残る曲になってほしいと願いながら制作しました。 どうか広く行き届きますように。 とそれぞれコメントしています。 インタビューコメントから 活動休止を控えた嵐に対して「長く残る曲になって欲しい」という願いを込めた米津玄師。 このエピソードだけでも 「幼き頃から見てきた嵐を心に残したい」という想いが垣間見え、温かさに感極まってしまいますね。 では本題の楽曲考察に移っていきます。 まずはタイトルから。 楽曲名「カイト」とは かなり意味深なタイトルですが まず 「カイト」とは英語 Kite で 凧(たこ という意味になっています。 これが本来の意味であり、ここから派生して 飛行機、鳥のトビ、強欲な人 トビのように などの意味も言い伝えられています。 シンプルかつ王道的にタイトルを解釈するのであれば上記の意味が当てはまり、イメージされるのは 「圧倒的な大空」になります。 大空は自由や未来、広大さを象徴する頭上はるかに高く広がる空間であるため、 アスリートの未来や無限の可能性を願うNHK2020ソングとしては、相応しい意味を持つのではないでしょうか。 ただ米津玄師さんがこれまでに制作してきた や 、の意味深さを考慮すると、単純にタイトル名を解釈するだけでは真に込められているものは汲み取れないようにも感じています。 もっと変則的なのではないかと勝手に想像しています。 それでは歌詞を見ていきましょう。 スポンサーリンク 歌詞 小さな頃に見た 高く飛んでいくカイト 離さないよう ぎゅっと強く 握りしめていた糸 憧れた未来は 一番星の側に そこから何が見えるのか ずっと知りたかった 母は言った「泣かないで」と 父は言った「逃げていい」と その度にやまない夢と 空の青さを知っていく 風が吹けば 歌が流れる 口ずさもう 彼方へ向けて 君の夢よ 叶えと願う 溢れ出す ラル ラリ ラ 小さな頃に見た 大きな羽のカイト 思い出よりとても古く 小さい姿でいた 憧れた未来は いつもの右ポケットに 誰も知らない物語を 密かに忍ばせて 友は言った「忘れない」と あなたは言った「愛してる」と 些細な傷に宿るもの 聞こえて来る どこからか 風が吹けば 歌が流れる 口ずさもう 彼方へ向けて 君の夢よ 叶えと願う 溢れ出す ラル ラリ ラ 嵐の中をかき分けていく 小さなカイトよ 悲しみを越えてどこまでも行こう そして帰ろう その糸の繋がった先まで 風が吹けば 歌が流れる 口ずさもう 彼方へ向けて 君の夢よ 叶えと願う 溢れ出す ラル ラリ ラ ラル ラリ ラ….. 作詞作曲:米津玄師 スポンサーリンク 歌詞の意味・解釈 1番 小さな頃に見た 高く飛んでいくカイト 離さないよう ぎゅっと強く 握りしめていた糸 まず解釈を分かりやすくするために、あらかじめ解説しておきたいのは「カイト」で綴られるのは• 「夢」• 「希望」• 「憧れ」 といった幼き日に描いたキラキラしたものであるということ。 つまり カイト=夢や希望 の比喩であるということになるため、歌詞で綴られる少年は 高く飛んでいくカイトを見て、自分の夢が叶っていくさまを投影していたのです。 糸を離さないようにギュッと握りしめていたさまから、 幼いながらに抱いた想いの強さを汲み取ることができる。 漠然と夢をカイトに投影させた少年。 彼は以降の歌詞でどのように描かれていくのでしょうか。 歌詞を追っていきましょう。 憧れた未来は 一番星の側に そこから何が見えるのか ずっと知りたかった ここで映されているのは 夢が叶った未来を妄想する少年。 憧れた未来=高く飛んだカイト のことであり、煌めく一番星から夢の大成を連想した少年は、「そこから見下ろした景色=夢の景色」であると信じ込んでいるのです。 他の何でもない。 自力で星の近くまで飛ばせるものがカイトだった。 だからこそ少年は、カイトに想いを馳せているのでしょう。 母は言った「泣かないで」と 父は言った「逃げていい」と その度にやまない夢と 空の青さを知っていく ここで綴られるのは 両親ひいては家族の温かさ になるのですが、この「支え」があったからこそ少年は夢を抱くことができ、なおかつ希望を持つことができたというメッセージが隠れているのではないかと筆者は解釈しています。 実は米津さんのインタビューコメントで あえて「風」なのはカイトを高く上げるための要因と「カイト」を歌唱する嵐 storm を彷彿させるための要因の2つが掛け合わされているのでしょうね。 改めてすごい歌詞だなと。 また、 らるらりらについて。 米津ファンの方ならお気付きかもしれませんが、この言葉は別楽曲でも綴られていました。 手にはいっぱいの 花を抱えて らるらりら パプリカより 実はこの 「らるらりら」に明確な意味はなく、音楽のハミングで使われるラララーやドゥー、ドゥーと同じように捉えていい、米津玄師がつくった 「造語」です。 ただ「意味のない」という言葉で片付けていいかのかと言われると、そうではなくパプリカの共通点を通して考えると• 応援の意• 希望的な与え が込められたメッセージであると大雑把ではありますが、解釈をすることができます。

次の

米津玄師 海の幽霊

米津 海の幽霊 歌詞

Contents• 米津玄師「海の幽霊」は「海獣の子供」の主題歌? 「海獣の子供」は2019年6月公開の アニメーション映画で 渡辺歩監督の作品となります。 この 「海獣の子供」は 五十嵐大介さんが原作の漫画で 海洋冒険物語になっています。 五十嵐大介さん原作の漫画「海獣の子供」はこちらから 米津玄師さんと 五十嵐大介さんは 五十嵐大介さんが参加した、 2016年のルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」の 公式イメージソングを 米津玄師さんが 担当したこともあって 親交が続いていたそうです。 米津玄師さんのアルバム 『BOOTLEG』にも 収録されています。 今回の 「海の幽霊」が 米津玄師さん単独名義では 初めての映画主題歌ということで 大きな話題を集めそうです。 映画 「海獣の子供」の声優には 主人公である琉花役に芦田愛菜さん、 海役に石橋陽彩さん、 海の兄・空役に浦上晟周さんが 決まっており、注目が集まっています。 「海獣の子供」予告動画はこちらから 米津玄師「海の幽霊」の歌詞や動画は?髪の毛の色がブルー? 現在のところ、 米津玄師さんの 「海の幽霊」の動画や歌詞は 公開されていませんが 映画の公開に合わせて 解禁されていくことが予想されます。 このブログでは 米津玄師さんの 「海の幽霊」の歌詞や動画が発表され次第、 ご紹介していきたいと思います。 「海獣の子供」はジュゴンをはじめ 様々な海洋生物が登場する漫画が 原作になっており、 映画の動画でも美しい海を 舞台としたアニメーションで ブルーの色彩が鮮やかに飛び込んできます。 米津玄師さんの新しい アーティスト写真も髪の毛が ブルーに染められており、 この写真は「Lemon」の ミュージックビデオを手がけた 山田智和さんが撮影したとのことです。 ということは、 「海の幽霊」の MVも 山田智和さんが手掛ける ことになるのかもしれませんね。 米津玄師さんの美しいファルセットが MVのアニメーションと重なり合い 幻想的な雰囲気を作り出している 米津玄師さん 「海の幽霊」のMV動画は 圧倒的な動画再生数を記録しそうです。 米津玄師の「馬と鹿」コメントは? 米津玄師さんは 「馬と鹿」について 米津玄師「海の幽霊」の歌詞の意味や解釈は? 米津玄師さんの 「海の幽霊」の歌詞の 意味や解釈はやはり映画 「海獣の子供」の ストーリーとリンクしていると思います。 「海の幽霊」に出てくる歌詞で 印象的なフレーズは 大切なことは言葉にならない 思いがけず光るのは海の幽霊 言葉にならないのは大切なことは いったい何なのか? 主人公たちが体験する瞬間、 圧倒的な自然界の景色、 映画 「海獣の子供」では 様々な自然界のシーンが 飛び込んでくることになりそうです。 「海の幽霊」のMV動画の中の 映画 「海獣の子供」の美しい アニメーションを見ているだけで 引き込まれます。 思いがけず光る 海の幽霊は 果たして何なんでしょうか? クラゲなどの海洋生物? それとも海に映る星や隕石? 人間の魂? 海の幽霊の正体を ぜひ映画 「海獣の子供」の中で 確認したいと思います。 米津玄師「海の幽霊」の発売日は? 米津玄師「海の幽霊」の発売日は 現在のところ未定ですので 発表され次第、追記していきたいと思います。 〈追記〉 米津玄師さんの 「海の幽霊」の発売日は 6月3日 月 で配信限定として リリースされることが発表されました。 馬と鹿 02. 海の幽霊 03. タイトル未定 映像盤付属DVD 01. 「海の幽霊」MV 米津玄師「海の幽霊」「海獣の子供」米津玄師のコメントは? 米津玄師さんと 「海獣の子供」の 原作者である 五十嵐大介さんは 「海の幽霊」の発売に関して 以下のようにコメントしています。 米津玄師 コメント 原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。 今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。 もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。 原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。 今は映画館で流れる日を楽しみにしています。 五十嵐大介 コメント 米津玄師さんと初めてお会いしたのは何年前になるでしょうか。 それからの様々な人のつながりを経て、映画「海獣の子供」の主題歌を米津さんに……という話を伺った時、来るべきものが来たような、不思議な昂揚を感じました。 心を高く深く拡げてくれつつ、同時に着地点を示してくれるような美しい歌に出会えて、今はただ感無量です。 米津玄師さんと 五十嵐大介さんの コメントからも 二人の出会いと共演が運命的で あったことを感じさせますね。

次の